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1. プロジェクト簡単紹介

1.1 プロジェクト背景

1.1.1製品簡単紹介

玄武岩繊維光起電スタンドは玄武岩繊維を補強体とする複合材料製品である。それは優れた力学性能と耐食性を持ち、導電性がなく、密度が低く、使用寿命が長く、総合コストが低く、市場での販売価格は同類鋼亜鉛メッキスタンドとその他の材料で作られたスタンドよりはるかに低い。玄武岩の太陽光発電ステントは良好な耐候性を有し、日光、高温、低温、風、雨などの悪天候条件の影響を防ぐことができる。設計と応用の面では、玄武岩太陽光発電ステントは大きな柔軟性を示し、商業または民用太陽エネルギー屋根システムの設計と計画に適しており、特に傾斜屋根に普通フレーム太陽電池パネルを平行に設置する際に独特の優位性を示している。

プロジェクトは国内で絶えず増え続ける再生可能エネルギー装備産業の発展需要に対して、通化医薬ハイテク産業開発区にハイエンド製品のセット要求を満たす玄武岩新材料の光起電、光熱装備スタンドと専用ファスナー部品の生産基地を建設する。

1.1.2 市場の見通し

（1）世界の光発電市場の現状

伝統的なエネルギー資源の不足と地球温暖化を背景に、太陽光発電は資源の持続可能性と環境に優しいという2つの角度から明らかな優位性を持っているため、世界各国は近年太陽光発電の発展に力を入れており、各国政府は次々と産業支援策を制定して太陽光発電業界の発展を推進している。

同時に太陽光発電産業は世界の新興業界の重要な代表として、長期的には広大な発展の見通しがあり、大量の企業が太陽光発電産業に参加し、投資し、太陽光発電産業は高速発展の態勢を呈し、現在は世界で最も急速に発展する新興業界の一つとなっている。

国際エネルギー局（IEA）の統計データによると、世界の光発電の年間新規設備容量も急速な増加傾向を維持している。世界の光発電の年間新規設備容量は2013年38GWから2023年390GWに増加し、複合年平均成長率は27.63%に達した。

国際再生可能エネルギー機関（IRENA）のデータによると、世界の太陽光発電積算ユニット容量は2012年の101.7GWから2023年の1546GWに増え、2023年には世界の太陽光発電ユニット量は再び新高値を更新した。

ユニット量を見ると、中国、米国、インドは太陽光発電市場全体の3大市場である。中国は2013年から世界第1位の市場となって以来、市場の安定と価格の変動に直感的な影響を与えている。米国は常に世界第2位の市場であり、またインド、ブラジル、欧州のいくつかの地域の市場も先走っている。

（2）中国の光発電市場の現状

中国は2000年にすでに太陽光発電産業に対して前期計画を行い、2002年に「郷まで送電」を行い、人口密度が比較的低く、土地資源が豊富な農村での太陽光発電産業の発展を推進し、太陽光発電の年間設備量のkW級からMW級への転換を実現した。2009年の「金太陽プロジェクト」の実施により、中国の光発電産業の発展は「高速道路」に入った。その後、「エネルギー発展戦略行動計画（2014-2020年）」、「再生可能エネルギー開発利用目標誘導制度の構築に関する指導意見」、「2020年風力発電、光発電プロジェクトの建設に関する事項に関する通知」などの産業策が持続的に登場し、光発電産業の発展にシステム化の保障を提供した。2020年、中国は第75回国連総会で、中国は2030年までにカーボンピークアウト達成を目指し、2060年までにカーボンニュートラル目標を達成するよう努力すると発表した。太陽光発電は中国の比較的成熟した新エネルギー産業として、その発展は更に重視されている。国は「第14次5カ年計画」期間中に初めて太陽光発電を含む新エネルギーを新型電力システムの主体エネルギーと定義し、その発展に強力な支持措置を取った。

国家エネルギー局のデータによると、2020年から2023年にかけて太陽光発電ユニット容量は大幅に回復した。2021年、中国の太陽光発電新規ユニット量は前年同時期比13.86%増の54.88GWである。2022年に中国の光発電の新規設備容量は87.41GWに達し、前年同時期比59.27%成長した。2023年、中国における光発電の新規設備容量は216.88GWとなり、前年同時期比148.12%成長した。このデータは2013年はわずか12.92GWで、2013-2023年の年平均複合成長率は43.95%に達した。

国家エネルギー局のデータによると、2023年現在、中国の太陽光発電積算ユニット容量は614.07GWに達し、前年同時期比54.6%増加した。このデータは2013年には19GWに過ぎず、2013-2023年には年平均42.92%の複合成長率に達した。太陽光発電産業は国家戦略と市場需要の共同作用の下で盛んな発展態勢を呈している。

（3）太陽光発電ステント業界の市場分析

光発電システムには光発電モジュール、インバータ、光発電スタンド、バスボックスなどの設備と部品を含み、その中の光発電ステントは太陽光発電システムの中で光発電モジュールを支持、固定、回転するために設計、設置された特殊な設備である。光発電所の発電主体を直接搭載しているため、光発電スタンドの製品性能は光発電所の発電効率と投資収益に重要な影響を与えている。

太陽光発電ステントは固定型ステントと追跡型ステントに分けられる。固定ステントと比較して、追跡ステントは太陽角度に基づいて調節することができ、太陽光に向かう太陽光の照射の最適な角度を維持させ、その発電量を固定ステントより明らかに優れさせ、発電量の利得は通常5%-35%の間にある。ここ数年、追跡ステントの信頼性の向上、建造費コストの低下、光発電平価インターネット利用の傾向に伴い、発電所投資家に発電効率の精算を迫るようになり、追跡ステントの光発電ステントにおけるシェアは絶えず上昇し、固定ステントの形成部分に取って代わった。

中商産業研究院が発表した「2024-2029中国太陽光発電ステント市場の現状研究分析と発展見通し予測報告」によると、2022年の中国太陽光発電ステント市場規模は190億元で、前年同時期比8.57%増加し、2023年の市場規模は約210億元である。2024年の中国の太陽光発電ステント市場規模は253億元に増える。太陽光発電ユニット容量が増えるにつれて、将来的には太陽光発電スタンド市場が拡大する見通しである。

2025年までに、世界の太陽光発電ステントの市場規模は数十億ドルに達し、世界の太陽光発電ユニット容量の増加に伴い、太陽光発電ステントの市場需要も持続的に増加し、特に分散型太陽光発電分野では、太陽光発電ステントの応用はさらに広範になるだろう。技術革新、環境保全、市場ニーズ、政策支援などのマルチ要素の推進の下で、太陽光発電ステント業界は絶えず自身の実力と市場競争力を向上させる。同時に、国際化の継続的な拡大と深化に伴い、太陽光発電ステント企業はより広い発展空間とチャンスを迎えるだろう。

再生可能エネルギーへの関心が高まるにつれ、太陽光発電業界も急速に発展する時期を迎えている。玄武岩繊維太陽光発電支えは新型の太陽光発電支持材料として、市場の見通しが広い。

1.1.3技術分析

プロジェクトは現代化生産プロセスと自動化生産ラインを採用し、生産プロセスと技術が成熟し、規模化生産条件を備えている。

プロジェクトの生産プロセスは以下の通りである：

粉砕、溶融：粉砕した玄武岩を電気溶融炉に入れて溶融し、玄武岩が十分に溶融して清澄溶融液を形成する。

鋳造：保温段階に入り、まず無機非金属繊維を特定の金型に均一に配置し、それから溶融液を金型に鋳造する。

冷却：鋳物を保温冷却し、温度を室温に下げる。

離型：冷却して常温に下げた後、離型を行い、それによって溶鋳玄武岩光発電ステントを製造する。

1.1.4プロジェクト建設に有利な条件

（1）政策の優位性

2022年1月、工業と情報化部、住宅・都市・農村建設部などの部委員会は『スマート太陽光発電産業革新発展行動計画（2021-2025年）』を発表し、スマート化、デジタル化された家庭用スマート太陽光発電製品及びシステムの開発を奨励し、プラグアンドプレイ、安全で信頼性があり、使いやすいことを実現し、家庭用太陽光発電市場の発展を促進する。

「吉林省国民経済と社会発展第14次5カ年計画と2035年ビジョン目標要綱」は新エネルギー産業の育成を提案し、中堅太陽光発電と太陽光発電製品製造企業を強大化させる。

2022年3月、吉林省は「吉林省の工業経済の安定成長促進行動方案」を発表し、「陸上風光三峡」プロジェクトを全面的に推進し、「第十四次五カ年計画」の期末までに、新エネルギーの設備が3000万キロワット以上に達し、その中で太陽光発電設備が800万キロワット以上になるように努めると、提案した。

「通化市国民経済と社会発展第14次5カ年計画と2035年ビジョン目標要綱」では、新エネルギー産業の発展を加速させることを提案した。新エネルギーと再生可能エネルギーを積極的に発展させ、通化市のクリーンエネルギーでの比重を高める。土地の事情に応じて太陽光、風力発電を発展させ、分布型光発電分野を広げ、風力発電プロジェクトの建設を推進する。

2023年3月、国家発展改革委員会は吉西南産業移転引受モデル区の設立に同意し、産業引受能力の向上、ビジネス環境の最適化、開放協力の深化に力を入れ、国内外の産業移転を力強く効果的に引受し、引受中に産業転換・グレードアップを推進し、モデル区を東北地区における特色ある製造基地、グリーン低炭素転換先行区、地域協力発展新高地、全国における重要な農特産物加工基地に建設するよう努力する。モデル区の範囲は四平、遼源、通化の3市を含む。

（2）資源の優位性

通化医薬ハイテク区の査定計画面積は12.7082平方キロ、行政区画面積は57.3平方キロ。中長期計画面積は57平方キロ、行政区画面積は107平方キロ。プロジェクト建設用地には信頼性のある保障がある。

（3）産業の優位性

通化市は比較的に良い玄武岩産業の発展基礎を持っており、玄武岩ステントに原材料製品を提供する供給能力を持っている。 

吉林通鑫玄武岩科技株式会社は通化医薬高新区に定住し、すでに年間12000トンの玄武岩連続繊維の生産能力を形成し、玄武岩連続繊維及び玄武岩繊維複合材料の研究開発、生産、販売を一体化した新型技術企業である。主な製品は玄武岩繊維無撚粗糸、複合筋、短糸切り、土工格子、玄武岩繊維布、玄武岩繊維強化複合材料、軽量化自動車部品などの関連玄武岩繊維及び玄武岩繊維複合製品である。

通化鋼鉄株式会社は吉林省最大の鉄鋼企業で、鉄鋼生産能力460万トン/年で、生産した炭素鋼原料は比較的に高い剛性を持ち、しかも購入コストは比較的に低く、大中型太陽光発電、光熱発電設備の支柱補助原料を近くに提供することができる。 

周辺地域（営口、大連など）のアルミニウム合金、特鋼製品のセット能力が完備しており、中小型設備のステントとファスナー部品の原料需要を満たすことができる。同時に、現地は比較的に強大な装備製造業の発展基礎を持ち、産業技術労働者の数は多く、かつて大規模で、技術がリードする大型冶金装備EPC生産据え付けチームを育成しており、プロジェクトの着地に必要な人材サポートを提供することができる。 

（4）地理的優位性

通化地域は独特で、開放空間は巨大である。北東アジア経済圏の中心地帯、鴨緑江国際経済協力帯の核心区に位置し、国境線の長さは203.5キロで、中国の最東端が「一帯一路」戦略を推進し、陸海連絡の相互作用を実現する重要な結合帯であり、東北東部の大通路の重要な中枢であり、吉林省が南に向けて開放する重要な窓口であり、道路、鉄道の国家級口岸が各1カ所を持っている。通化経由の高速道路7本、運行鉄道は467キロ、北京、上海、広州、天津、重慶、台州、大連などへの航空便が開通されている。瀋白旅客専用、集桓高速道路と通化空港の拡大前期の作業が加速している。

（5）人材の優位性

現在、通化市には国家級重点中等職業学校が3校、省級重点中等職業学校が3校あり、県級職教センターはすべて省重点学校の検収を通じて全省の100強校の行列に入り、全省初の県級職業教育センターすべて省級重点校の行列に入った地域である。ここ数年来、科学的な配置を通じて、職業教育の構造調整と資源統合を絶えず推進し、多元的な学校運営の新しい経路を模索し、現代職業教育ネットワークシステムの建設を絶えず改善し、職業教育の地方特色が形成され始め、経済社会の発展に奉仕する能力が徐々に向上している。

通化市政府はすでに東北師範大学、吉林農業大学、中国科学院長春応化所、通化師範学院などの省内大学の科学研究機関と科学技術戦略協力協定を締結し、企業の発展に科学技術のサポートを提供した。通化市は人材育成などの面で企業へ支援を行い、「１万人学生による企業振興計画」「１千人学生の帰巣計画」を大いに実施し、企業のために大学卒業生を引き続き引き寄せている。 

1.2 プロジェクト建設内容及び規模

1.2.1 製品規模

プロジェクトの完成後、年間1000トンの固定太陽光発電ステントを生産し、2000トンの太陽光発電ステントを調節し、5000トンの太陽光発電ステントを追跡し、各種の埋め込み部品、専用ファスナー部品2000トンを建設し、東北地区における大規模な再生エネルギー装備生産基地を形成する。

1.2.2 プロジェクト建設内容

プロジェクトの総用地面積は2万㎡、総建築面積は1.5万㎡である。プロジェクトは機械加工作業場3000㎡、リベット溶接作業場2500㎡、表面処理作業場1500㎡、組立作業場1500㎡、原料と完成品倉庫5000㎡、研究開発サービス棟及び付属用住宅1500㎡を建設し、加工センター、デジタル制御工作機械などの主要生産設備160台（セット）を据え付け、実験検査設備200台（セット）を購入し、同時に相応の公共補助施設を配置する。

1.3プロジェクト総投資額と資金調達

プロジェクト総投資額は10000万元、その内、建設投資額8000万元、流動資金2000万元。

1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主な財務指標

プロジェクトの量産後、年間売上高は15000万元、利益2000万元、投資回収期間7.0年（税引後、建設期間2年含む）、投資利益率20.0%。

説明：表中の「万元」はすべて人民元である

1.4.2 社会評価

プロジクトの落成後、新エネルギー産業関連施設の市場供給能力を効果的に向上させ、再生可能エネルギー産業の高品質発展に推進働きを果たし、さらに省エネ・炭素削減を実現し、資源の効率的利用とグリーン・低炭素発展をベースに、経済社会の発展を推進させる。また、通化産業構造を効果的に最適化し、発展の質を高め、財政収入の規模を拡大し、雇用を増やし、著しい生態と社会的効果を持つ。

1.5 協力方式

合弁、協力、その他の方式は面談可能。

1.6 外資導入の方式

資金、設備、技術。

1.7 プロジェクト建設場所

通化医薬ハイテク産業開発区 。

1.8 プロジェクト進捗状況

プロジェクト提案書編成済み。

2 協力側簡単紹介

2.1 基本状況

名称：通化医薬ハイテク産業開発区

住所：通化市経開環路1568号

2.2概況

通化医薬ハイテク産業開発区（以下、通化医薬ハイテク区と略称する）の前身は吉林通化経済開発区であり、2005年7月に建設された。2011年8月、 欧宝体育の許可を得て、吉林通化経済開発区と通化医薬ハイテク産業開発区を統合し、通化医薬ハイテク産業開発区に改称した。2013年12月、国務院の許可を得て国家級医薬高新区に昇進した。通化医薬ハイテク区の査定計画面積は12.7082平方キロ、行政区画面積は57.3平方キロ、中長期計画面積は57平方キロ、行政区画面積は107平方キロ。

通化医薬高新区には現在医薬企業が43社、万通薬業、修正薬業など7社がグループ会社に発展し、通化東宝、通化金馬薬業が上場会社、9社の医薬企業が国家級ハイテク企業に再認定され、省級認証を受けた企業技術センターが9社、うち3社が国家級技術センターに認定された。通化の「大交通」戦略の実施に伴い、通瀋（通遼-瀋陽）、通丹（通遼-丹東）、通長（通遼-長春）、通集（通遼-集安）、梅瀋（梅河口-瀋陽）高速道路と通丹鉄道、通化空港、通化陸港などの「六路一場一港」プロジェクトが続々と建設され、通化を直接環渤海の「2時間経済圏」に融合させ、特に遼寧、吉林両省鴨緑江経済協力先行区――「通丹経済帯」の実施により、通化は遼寧沿海経済帯、瀋陽経済区と長吉図開発開放先導区の重要な連絡帯になり、通化医薬高新区は極めて強い後発優位性を持つ。

2.3連絡方式

2.3.1 協力機構連絡方式

連絡先：通通化医薬ハイテク産業開発区商務局

連絡係：陳奎宏、崔峰

連絡電話：+86-435-3265515   

          +86-13944545515

              +86-435-3322595   

          +86-13732858668

イメール：thyygxq@126.com

2.3.2 プロジェクト所在市（州）連絡方式

連絡先：通化市商務局

連絡係：王良臣

連絡電話：+86-435-3199017  

          +86-18643036783

イメール：thsswjtck@126.com