現代サービス業
長春市の中国供給販売•長春商業貿易物流産業団地
1. プロジェクト簡単紹介
1.1 プロジェクト背景
1.1.1製品簡単紹介
党中央、国務院の農村振興戦略の実施とダブル循環新発展構造の構築を加速させるための重要な政策決定と配置を貫徹、実行し、「農業に奉仕する」を宗旨とし、「現代流通ネットワークの建設と運営」「流通インフラの建設と運営」と「デジタルサプライチェーンと商品貿易」の三大戦略業務をめぐって、農業の現代化を全面的に推進し、農業強国の建設を加速させるために力を尽くすよう努力する。プロジェクトは長春市に立地し、中国供給販売グループ傘下のメンバー企業の供給販売コールドチェーン物流(湖南)有限公司を投資主体とし、長春商業貿易物流産業団地プロジェクトに投資して建設する。
1.1.2 市場の見通し
(1)商業貿易物流産業の発展現状
商業貿易物流は現代流通システムの核心を構成し、それは国内消費と内需の拡大を推進するだけでなく、国内外市場を結ぶ核心的な絆でもある。関連データの統計によると、2024年、全国の商業貿易物流の総額は約132.4兆元に達し、同業界の将来的に安定した成長を続ける傾向を示している。
商業貿易物流の範囲は道路、鉄道、水路、航空など多くの輸送方式をカバーしている。これらの方式の中で、道路輸送はその利便性と広いカバー範囲のため、商業貿易物流市場の中で主導的な地位を占めている。
商業貿易物流企業は提供するサービスの範囲は広く、輸送、倉庫保管、配送、サプライチェーン管理など多くの段階を含み、顧客の多様なニーズを満たすことを目的としている。
中国物流と仕入連合会のデータによると、2023年の全国商業貿易物流の総額は126.1兆元に達し、前年同時期比5%増加した。これは、国民経済における商業貿易物流の重要な地位と市場需要の持続的なアップを更に証明している。
商業貿易物流市場の競争の激化に伴い、競争の焦点は主に価格、サービス、ブランドなどの面に集中している。企業は単に価格競争に頼るのではなく、より質の高いサービスを提供して顧客の信頼を得ることにシフトしている。有名ブランドはその高い知名度と良好な評判によって多くの顧客を引きつけるため、商業貿易物流企業はブランド建設を重視し、ブランドの影響力を強化すべきである。
サービス競争の面では、商業貿易物流企業はサービスの質を高め、顧客体験を最適化することで顧客のロイヤルティーを勝ち取る。たとえば、カスタマイズされた個別の物流サービスを提供することで、お客の特定ニーズに対応する。
ブランド競争の中で、有名ブランドはその高い知名度と名誉度によって多くの顧客を引きつけるため、商業貿易物流企業はブランド建設を強化し、ブランドの影響力を高める必要がある。
デジタル化の転換は商業貿易物流企業の技術進歩に対応する戦略の一つである。モノのインターネット、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの先端技術を採用することによって、企業は物流プロセスの自動化、知能化と可視化を実現し、それによって物流効率とサービスレベルを向上させた。
(2)商業貿易物流産業の将来性分析
2024年、商業貿易物流市場の発展傾向は積極的な態勢を呈し、この傾向の形成は多要素の共同働きの結果である。まず、電子商取引の急速な発展は商業貿易物流の進歩を推進する重要な要素の一つである。インターネット技術の急速な進歩とモバイル決済の普及により、中国における電子商取引市場は拡大を続けている。2024年上半期において、中国の実物商品のネット小売額は前年同時期比8.8%増加し、これは物流需要の増加を直接推進した。また、生中継電子商取引の台頭もネット小売物流需要の上昇をさらに後押ししている。
次に、グローバル化とデジタル化は商業貿易物流に新たなチャンスをもたらした。グローバル化は国際貿易の成長を促進し、デジタル化は物流の効率と管理レベルを向上させた。国際電子商取引の急速な成長は物流業界に新たな成長空間を開き、物流企業に効率的な国際輸送能力を備え、通関、倉庫保管、配送などの段階でシームレスな連結を実現することを求めている。
政策支援も商業貿易物流発展の重要な推進力である。政府は一連の政策措置を実施し、消費需要の回復を共同で促進した。例えば、『「第14次5カ年」現代物流発展計画」では現代物流の安全応急能力を強化し、現代サプライチェーンの安全靭性を強化することを提案しており、これは物流業の供給保証と安定チェーンの役割をさらに推進した。
技術の進歩は同様に商業貿易物流に新たな発展のチャンスをもたらした。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの技術の応用は、物流業と製造業、商業貿易業の深い融合を促進させた。サービスとソリューションを核心とする「物流すなわちサービス」(LaaS)業務モデル、およびコールドチェーン物流、即時物流、デジタル貨物輸送などの細分化市場の急速な発展は、技術進歩が商業貿易物流に与えるプラス的影響を体現している。
以上のように、2024年の商業貿易物流市場の見通しは楽観的で、電子商取引の成長、グローバル化とデジタル化、政策支援及び技術進歩は共に商業貿易物流の発展を推進させた。
1.1.3 プロジェクト建設に有利な条件
(1)政策条件
国務院が公布した「高レベル対外開放のより強力な誘致と外資利用行動方案の着実な推進」では、中西部と東北地区が地方の比較優位性を発揮することを奨励し、現地の事情に応じて製造業企業の用地、エネルギー使用、雇用、物流などのコストを下げる政策措置を制定することを奨励している。
商務部、国家発展改革委員会など9部門は共同で『商業貿易物流高品質発展特別行動計画(2021-2025年)』(『行動計画』と略称する)を印刷、配布し、2025年までに、円滑で効率的、協同共有、標準規範、スマートグリーン、融合開放の現代商業貿易物流システムを初歩的に構築し、商業貿易物流の標準化、デジタル化、スマート化、グリーン化レベルを著しく向上させ、新モデル新業態の発展を加速させ、商業貿易物流のサービス品質と効率をさらに向上させることを提案した。
(2)産業の優位性
長春新区は先進製造、現代農業、現代サービス業の3つの主導産業の育成をしっかりと取り囲み、新材料、商業貿易物流、光電子、精密機器とスマート装備製造などの産業クラスターを積極的に構築しており、成果が出始めている。
ビジネス環境は絶えず最適化され、「新区事・新区弁」を実現し、『一流ビジネス環境構築「二十か条」措置』を制定、実施した。七、政策体系が健全で完備しており、省・市区は相次いで政策を打ち出して発展をサポートしている。八、長春国際航空港、長春国際港を有し、対外開放プラットフォームの建設を加速させる。
(3)地理的優位性
長春は全国の重要な鉄道ハブ都市であり、「一帯一路」北線の重要なノード都市である。2017年10月13日、長春国際港及び中欧定期列車(長春-ハンブルク)が正式に開通した。長春国際港は長春鉄道総合貨物場の建設に依拠し、東北最大の一級鉄道総合物流基地である。長琿都市間鉄道、哈大旅客輸送専用線が相次いで開通し、長春駅、長春西駅の2つの鉄道旅客輸送メイン駅が形成された。
長春龍嘉国際空港は民用4E級空港であり、中国東北地区の4大国際空港の1つ、北東アジア航空ハブの玄関口、北東アジア地区の重要な航空交通ハブ、中国が主に建設した幹線空港である。龍嘉空港の1期、2期の拡大工事は全面的に完成し、ターミナルビル2棟、滑走路1本を建設し、累計運営航路は150本、通航都市は73カ所あり、国内を輻射し、北東アジアを配置し、東南アジアの主要国とロシア地区の重点都市を結ぶ航空交通ネットワークを初歩的に形成した。
長深高速、琿烏高速、京哈高速、長長高速などは長春市で交差し、他県(市)と1時間経済圏を形成し、長春市の四方八方に通じ、迅速で便利な立体交通ネットワークを構成している。
長春一時間経済圏は長春市九台区、岔路河鎮、長春市双陽区、伊通満族自治県、公主嶺市、懐徳鎮、農安県、徳恵市などを結ぶ。プロジェクトが完成すると長春、吉林及び周辺市、県企業の発展と孵化の重要なプラットフォームとなる。
1.2 プロジェクト建設内容及び規模
プロジェクトの敷地面積は約30万平方メートルで、主に電子商取引センター(832プラットフォーム)、農産物取引センター、農資取引センター、農資クラウドストレージセンター、農機具取引センター、倉庫物流センター、コールドチェーンセンター、半調理加工センターの八大ブロックを建設する。
1.3プロジェクト総投資額と資金調達
1.3.1 プロジェクト総投資額
本プロジェクト総投資額は200000万元、その内、建設投資額160000万元。
1.4 財務分析及び社会評価
1.4.1 主な財務指標
プロジェクトの量産後、年間売上高は107527万元、利益32258万元、投資回収期間8.2年(税引後、建設期間2年含む)、投資利益率16.13%。
説明:表中の「万元」はすべて人民元である
1.4.2 社会評価
本プロジェクトの建設は長春市の各産業及び関連工業の発展を助力し、長春の経済発展活性化に大きな推進作用がある。プロジェクトの実施は国、地方、関連企業の長期的利益、市場潜在力に一致している。地域経済の持続可能な発展を牽引し、地域経済の繁栄を促進し、長春市の関連産業の発展に積極的な影響を与えることができる。
1.5 協力方式
独資、合弁、協力。
1.6 外資導入の方式
資金、その他の方式は面談可能
1.7 プロジェクトの立地
長春新区現代物流産業団地。
1.8 プロジェクト進捗状況
プロジェクトは計画段階中。
2、協力側簡単紹介
2.1機構基本状況
名称:長春新区管理委員会
住所:吉林省長春市北湖開発区龍湖大路5799号
2.2概況
供給販売コールドチェーン物流(湖南)有限公司は2020年に設立され、登録資金は1億元で、中国供給販売グループのメンバー企業である。中国の新型供給販売商業ネットワークの構築に力を入れ、スマート商業貿易物流園の投資建設と運営に専念し、業務は農産物卸売市場、コールドチェーン倉庫物流センター、セントラルキッチン及び加工配送センター、専門市場、電子商取引産業団地などの投資、建設と運営をカバーしている。会社は終始都市と農村の融合発展に焦点を当て、商業貿易物流インフラ建設を核心とし、三農にサービスを提供し、「工業品の農村への進出、農産物の都市への進出」の双方向流通ルートの開通に力を入れ、新時代の発展に順応する商業貿易流通プラットフォームを構築し、現代流通システムの再構築、都市と農村経済の繁栄、民生の保障にサービスを提供し、農村振興支援中で社会的責任の担当をアピールした。
長春新区は2016年2月に国務院の許可を得て設立された全国で17番目の国家級新区で、計画面積は約499平方キロメートル、国家級開発区——長春ハイテク産業開発区、国家級臨空経済モデル区——長春空港経済開発区と省級開発区——長春北湖科学技術開発区を管轄し、常住人口は約58万人である。長春新区は長吉図開発開放先導区の核心奥地と中国東北地区地理センターに位置し、哈大経済帯と中・モンゴル・ロシア経済回廊の重要なノードである。長春から欧州までの中欧的列車(長春-満州里-ドイツ)が開通し、国家幹線空港-長春龍嘉国際空港がある。
ここ数年来、長春新区は吉林省の「一帯一路」にサービスを提供することをめぐって、北へ向けて開放する重要な窓口と北東アジア地域協力センターの中枢を建設し、「五つの協力」を深く実行し、「長吉図開発開放重要エンジン」機能の位置づけに立脚し、総合型物流機能プラットフォーム、融通型科学技術協力プラットフォーム、開放型産業協力プラットフォームの建設を加速させ、内陸開放型経済発展の高地を作り上げる。現代物流は経済の「経脈」であり、生産と消費を結びつけ、産業チェーンを延長し、価値チェーンを向上させ、サプライチェーンを構築する重要な支えであり、現代流通システムを構築し、強大な国内市場の形成を促進し、質の高い発展を推進し、現代化経済システムを建設する中で先導性、基礎性、戦略的役割を果たしている。
2.3連絡方式
2.3.1 協力機構連絡方式
連絡係:孫凌宇
連絡電話:+86-431-89672826
イメール:1049879500@qq.com
2.3.2 プロジェクト所在市(州)連絡方式
連絡先:長春市合作交流弁公室
連絡係:張俊傑
連絡電話:+86-15704317930
ファクス:+86-431-82700590
イメール:xmc82763933@163.com