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1. プロジェクト簡単紹介

1.1 プロジェクト背景

1.1.1製品簡単紹介

超高分子量ポリエチレン繊維（UHMWPE）は、高強度高弾性率ポリエチレン繊維とも呼ばれ、現在世界で最も強度と比弾性率の高い繊維であり、その分子量が100万〜500万のポリエチレンから紡がれる繊維である。

超高分子量ポリエチレン繊維70%は防弾服、防弾ヘルメット、軍用施設と設備の防弾装甲、航空宇宙などの軍事分野に用いられ、高性能繊維の発展は国家の総合実力の体現であり、近代化強国を建設する重要な物資の基礎である。 

1.1.2 市場の見通し

（1）新材料産業の現状分析

新材料とは、優れた性能または特殊な機能を持つ新たに出現した材料、または伝統的な材料が組成、構造、設計、技術上の改善を経て明らかに性能が向上したり、新しい機能を生み出した材料を指す。新しい材料と伝統的な材料の間には明確な境界はなく、新しい材料は伝統的な材料を基礎にして発展していくことが多い。新材料はハイテク技術の基礎と先導者として、応用範囲は極めて広く、それは情報技術、生物技術とともに21世紀の最も重要で最も発展潜在力のある分野となっている。新材料は機構構成によって金属材料、無機非金属材料、有機高分子材料、先進複合材料に分類することができる。

中国の新材料業界の発展は主に4つの段階を経験した。1949年から1978年までは初期段階であり、歴史的な原因と技術基盤が弱いため、中国の新材料業界のこの段階での生産能力は非常に限られている。当時、中国の新材料は主にソ連などから輸入され、国内生産は主に鉄鋼、アルミニウム、銅などの基礎材料に集中していた。国内の新材料の研究開発能力はまだ形成されておらず、主に学習と模倣を主としている。

1978年から1999年までは初歩的な発展段階であり、1978年、改革開放の政策は中国の新材料業界に発展のチャンスをもたらし、国は新材料の研究開発と生産を重視し始めた。同時に、科学技術の進歩と人材の導入に伴い、中国の新材料業界は輸入から自主研究開発に転換し始め、次第にいくつかの重要技術の知的財産権を掌握してきた。新材料は航空宇宙、電子、光電、通信などのハイエンド分野に応用され始め、同時に環境保全型材料の研究開発も始まった。

2000年から2015年までは急速な発展段階であり、この段階で、中国の新材料業界は高温超伝導体、ナノ材料、生物材料などの多くの分野で重大な技術突破を遂げた。新材料産業の規模は急速に拡大し、生産額と技術レベルは大幅に向上し、市場占有率は絶えず向上している。同時に、国は一連の政策文書を公布し、「国家中長期科学と技術発展計画要綱（2006-2020年）」のように新材料産業の発展を支持し、新材料を重点発展の最前線技術の一つとした。

2016年から現在までは高品質発展段階であり、2016年以来、中国の新材料業界は高品質発展段階に入り、革新駆動が発展の主要な原動力となっている。企業は研究開発への投資を増やし、技術革新と産業のグレードアップを推進する。新材料業界は引き続き新エネルギー、人工知能、バイオ医薬などのよりハイエンドな分野に発展し、同時に軍用材料の研究開発も著しい進展を遂げた。同時に、国は引き続き関連策を打ち出して新材料産業の発展を支持した。例えば『中国製造2025』は新材料を重点発展のハイエンド分野の一つとして挙げている。

新材料業界の産業チェーン上流は主に原材料の生産と供給であり、原材料には鉄鋼材料、非鉄金属材料、化学材料、建築材料、紡績材料などが含まれるが、これらに限定されない。その中、化学材料には原油、石炭、天然ガス、化学助剤、単体中間物などが含まれる。産業チェーンの中流は新材料の研究開発、製造、生産の一環であり、先進的な基礎材料、重要な戦略材料、最先端の新材料など、多種の新材料タイプをカバーしている。これらの新材料は性能、機能、応用分野にそれぞれ特色があり、多くの下流業界に広く応用されている。産業チェーンの下流は電子情報、新エネルギー自動車、省エネ・環境保全、家電業界、医療機器、航空宇宙、紡績機械、建築化学工業など多くの業界をカバーしている。 

戦略的、基礎的な産業として、新材料産業は国内外のハイテク競争のキーポイントとなっている。現在、世界第二梯隊の「リーダー」として、中国の新材料産業の生産額が世界に占める割合は約1/4である。2010-2022年、中国の新材料産業規模は0.65兆元から6.8兆元に成長し、年平均複合成長率は21.6%である。2023年、世界と中国の新材料産業規模はそれぞれ4.3兆ドル、7.9兆元人民元に達し、前年同期よりそれぞれ13%、16%成長した。2025年までに、世界、中国の新材料産業規模はそれぞれ5.6兆ドル、10兆元人民元に達する見込みである。2026年までに、世界、中国の新材料産業規模はそれぞれ6.4兆ドル、12.3兆元人民元に達し、前年同時期比の伸び率はいずれも10%を超える。

新材料は電子電気、自動車、新エネルギー、医療、宇宙航空、新型建築などの分野に広く応用されている。製造業の日増しな整備と下流の新興産業の発展と強大化に伴い、新材料製品の応用シーンは絶えず広がり、中国の新材料産業に対して比較的強い牽引作用を形成している。2024年上半期、中国の規模以上のハイテク製造業の成長率は前年同時期比8.7%増加し、成長率は全規模以上の工業の2.7ポイントを上回り、通信端末設備製造、集積回路製造、表示デバイス製造などのデジタル製品製造業の成長率は2桁の増加を実現した。2024年上半期、河南省のハイテク製造業、工業戦略的新興産業の増加値はそれぞれ14.3%、7.7%成長し、それぞれ全省規模以上の工業成長を1.8、1.7ポイント牽引した。工業戦略的新興産業、ハイテク製造業の増加値が全省規模以上の工業に占める割合はそれぞれ22.4%、12.0%である。 

地域経済発展における産業クラスターの成長極作用がますます顕著になるにつれて、各地は中長期発展計画及び政府活動報告の中で兆級産業クラスターの育成建設を加速させ、先進製造業を中堅とする地域兆級産業クラスターの構築に全力を尽くすことを提案した。現在、広東、江蘇、浙江、山東などの経済大省は戦略的新興産業クラスターの発展・育成において先頭を走っている。45カ国の先進製造業クラスター、66カ国の戦略的新興産業クラスターのうち、新材料産業クラスターはそれぞれ7個、14個に達し、占有率はそれぞれ16%、21%に達した。

将来を展望して、中国の新材料産業は引き続き急速な成長態勢を維持する。科学技術の進歩と市場需要の拡大に伴い、新材料はより多くの分野で重要な役割を果たすだろう。国は引き続き新材料産業への支持を強化し、技術革新と産業のモデルチェンジとグレードアップを推進し、世界の新材料市場の中でより大きなシェアを占めるよう努める。

（2）超高分子量ポリエチレン繊維業界の現状分析

超高分子量ポリエチレン繊維（Ultra High Molecular Weight Polyethylene Fiber、UHMWPEF）とは、基体樹脂材料として平均相対分子質量（分子量）が100万以上のポリエチレンを用いた高強度高弾性率ポリエチレン繊維の一種であり、繊維の優れた総合性能を保証するために、分子量が300万〜600万のポリエチレンを基体として用いるのが一般的である。超高分子量ポリエチレン繊維は高性能繊維であり、アラミド、炭素繊維と並んで現在の世界三大ハイテク特殊繊維と呼ばれている。

中国化学繊維工業協会が発表した団体規格T/CCFA 01061-2023「超高強度型超高分子量ポリエチレンフィラメント」によると、その破断強度は36cN/dtex 以上、初期弾性率は1300cN/dtex以上である。

超高強度型UHMWPE繊維産業チェーンは上流の超高分子量ポリエチレン（UHMWPE）樹脂、溶剤、抽出剤など、中流の超高強度型UHMWPE繊維生産、および下流の防弾、防爆などの国防軍需産業およびハイエンドロープ応用分野の3つの一環に分けることができる。その具体的な産業チェーン構造は以下の通りである：

最初に1930年代に超高分子量ポリエチレン繊維に関する基礎理論が提案され、1970年代になると、英国リーズ大学のCapaccioとWardはまず分子量10万の高分子量ポリエチレン繊維を開発して成功し、超高分子量ポリエチレン繊維を段階的に進歩させた。1970年代末、オランダDSM社は初めて十水素ナフタレンを溶媒とする干式紡糸技術を開発し、超高分子量ポリエチレン繊維を製造し、1990年に工業化生産を実現した。 

生産技術と技術研究開発レベルの絶えずの進歩に伴い、超高分子量ポリエチレン繊維の製品性能は絶えず向上し、欧米諸国は率先して超高強度型UHMWPE繊維を国防軍需産業分野に応用し、単兵防護装備（例えば防弾服、防弾ヘルメット、防弾ボード、防弾シールド、防爆服、爆発操作服、対爆スーツなど）、ヘリコプター/戦車/現金輸送車と艦船の装甲防護板、レーダーの防護カバー、ミサイルカバー、パラシュートなどを含む。

近年、地政学的衝突が激化し、国際的な軍事衝突が絶えず、軍事装備及び用品の消費需要が増加し、超高強度型UHMWPE繊維の消費需要が明らかに上昇した。2023年の世界超高強度型UHMWPE繊維の総生産量は26787トンに達し、2021-2023年の複合成長率は20%を超えた。

中国は世界2位の軍事費支出国であり、2023年の中国の軍事費支出規模は世界の12%を占め、米国に次ぐ規模となった。同時に、中国は世界の軍事装備及び用品用具の主要製造国の一つであり、国防軍需装備分野に応用される超高強度型UHMWPE繊維の消費需要が大きい。2023年の中国超高強度型UHMWPE繊維生産量は13300トンに達した。

超高分子量ポリエチレン繊維は中国が切実に必要とする重要な戦略物資であり、すでに軍隊に広く応用されている。近年、中国の国防装備への投入比率は絶えず向上しており、中国の超高分子量ポリエチレン繊維の需要を大きく推進するだろう。

1.1.3技術分析

超高分子量ポリエチレン繊維の主な製造工程は以下の通りである：原料の製造——二軸スクリュー押出機——紡糸箱——紡糸板——抽出——乾燥——加熱ドラフト——巻取り成形。 

1.1.4プロジェクト建設に有利な条件

（1）政策の優位性

『品質強国建設要綱』では、企業の革新主体的地位を強化し、企業の品質技術革新への投入を導き、新技術、新プロセス、新材料の応用を推進し、品種開発と品質のグレードアップを促進することを提案した。 

「内需拡大戦略計画要綱（2022-2035年）」では、最先端の新材料の研究開発応用の推進を提案した。重大装備工事の応用と産業化の発展を促進し、大型航空機、航空エンジン、機上設備などの研究開発を加速させ、衛星及び応用インフラの建設を推進する。

「戦略的新興産業投資の拡大による新成長点と成長極の育成に関する指導意見」では、新材料産業の強大化を加速させることを明確に打ち出した。大型航空機、マイクロエレクトロニクス製造、深海採鉱などの重点分野の産業チェーンの供給チェーンの安定を保障することをめぐって、フォトレジスト、高純度ターゲット、高温合金、高性能繊維材料、高強度高伝導耐熱材料、耐食性材料、大型シリコンシート、電子パッケージ材料などの分野での突破を加速させた。新材料の革新的発展行動計画を実施し、希土類、バナジウムチタン、タングステンモリブデン、リチウム、ルビジウムセシウム、黒鉛などの特色ある資源の採掘、製錬、深加工などの段階での技術レベルを高め、グラフェン、ナノ材料などの光電子、航空装備新エネルギー、生物医薬品などの分野での応用を加速させる。 

『吉林市企業誘致資金投入策』では、吉林市産業投資誘導基金投資プロジェクトは国と関連産業政策及び発展計画に一致すべきであると明確にし、重点的に吉林市「6411」産業計画における観光、医薬健康、航空、情報技術、新材料、先進装備製造、生物技術、省エネ・環境保全、新エネルギー、文化創意、現代農業、現代サービス業などの関連産業、及び市政府が重点的に発展を支援するその他の分野に投入する。誘導基金は株持ちでサブファンドを設立する投資方式のほか、フォローアップ投資、直接投資などの方式を採用することもできる。新たに導入された条件に合致する誘致プロジェクトに対して、国、省の現行の税収政策に基づいて、税収免除を受ける。吉林市への貢献率が大きいプロジェクトは、『国務院の税収等優遇政策に関する通知』（国発[2015]25号）の文書に基づき、関連部門が法に基づいて企業の税収減免申請に協力する。工業企業発展特別資金を設立し、「6411」産業システムにに属し、国家産業政策、産業支持が強く、牽引作用が明らかな化学工業、自動車、冶金、農産物加工などの伝統産業の導入を奨励する。重大プロジェクト医薬健康、新材料、先進装備製造、電子情報などの新興産業の導入を奨励する。生産要素の配置に重点を置き、国、省の関連特別資金支援を優先的に推薦する。

（2）資源の優位性

吉林市は資源発展の潜在力が大きい。 全市の電源装置の容量は1000万キロワット、そのうち「第14次5カ年」計画期間中に新たに327.9万キロワットが追加され、年平均8.3%アップした。そのうち：石炭火力発電307万キロワット、30.7%を占める。ガス発電は86万キロワットで8.6%を占める。風力発電は154万キロワットで15.4%を占める。太陽光発電は70万キロワットで、7%を占める。水力発電は350万キロワット（一般水力発電は320万キロワット、揚水貯蔵能力は30万キロワット）で、35%を占める。バイオマス発電は27万キロワットで2.7%を占める。ごみ発電は5.8万キロワットで、0.6%を占める。新エネルギーと再生可能エネルギーの設備は総設備の60.7%を占めている。2025年の発電量は206.3億キロワット時、都市部と農村部の電力網の総変電容量は4891.1メガボルトに達する見込みである。 

吉林市で使用できる土地面積は853ヘクタールで、そのうち商業用用地は74ヘクタール、工鉱倉庫貯蔵用地は500ヘクタール、住宅用地は179ヘクタール（うち保障住宅用地は保証すべき）、その他の用地は100ヘクタール（公共管理と公共サービス、交通輸送、水域及び水利施設用地と特殊用地を含む）。開発可能な土地資源の保有量が大きく、新規用地、備蓄用地は新規プロジェクトの需要を満たすことができ、用地価格は東北41都市の中で低価格にある。

（3）産業の優位性

吉林市は東北旧工業基地都市であり、全国の化学工業の揺り籠、最初の冶金工業基地、新中国水力発電の母親と誉められ、「第一次五カ年計画」期間中の国家156の重点プロジェクトのうち、吉林市では「7個半」（吉林染料工場、吉林化学肥料工場、吉林発電所、吉林炭素工場、吉林鉄合金工場、吉林熱発電所、新中国製糖工場の建設投入と豊満発電所の改築）に達し、国のために第一袋化学肥料、第一バレル染料、第一炉電石を貢献した。化学工業産業では、化学工業級以上の装置を１千セット近く保有し、メチルイソブチルケトン、メタクリル酸メチルなど11セットの装置生産能力は国内トップ3に位置し、総投資額は339億元の吉化120万トンのエチレン転換・グレードアッププロジェクトの建設が秩序正しく推進されている。これは新中国成立以来、吉林省の単体投資で最大の工業プロジェクトであり、中石油グループ初のすべてグリーン電気を使用した化学工業プロジェクトでもあり、生産開始後の中油吉化会社の建設は世界一流企業に進出する。炭素繊維産業の面では、国家科学技術部が許可した全国唯一の「国家級炭素繊維ハイテク産業化基地」があり、「アクリロニトリル−アクリロニトリルベース原糸−炭素糸−下流製品」の国内で最も完全な炭素繊維産業チェーンを形成し、原糸の生産能力は世界一、炭素糸の生産能力は全国一で、世界二位である。冶金産業では、全省最大の冶金基地、2つの国家級冶金技術センターを持ち、建龍グループはすでに全省第一の鉄鋼生産企業となっている。

（4）人材の優位性

吉林市は東北電力大学、吉林汎用航空職業技術学院、吉林電子情報職業技術学院、吉林工業職業技術学院などの大学を有し、大学は企業に絶えず人材支援を提供している。これらの人材は豊富な実践経験を持つだけでなく、高い技術レベルと革新能力を持っており、生産過程でさまざまな技術的難題を解決し、生産効率と製品品質を高めることができる。同時に、これらの専門技能人材は企業の技術革新と製品研究開発に積極的に参加することができ、企業の持続的な発展に有力な保障を提供することができる。

同時に吉林市は多くの高素質な産業化学工業人を擁し、企業及び公益機関の訓練を経て、毎年社会に技能型人材を1万人以上送り、社会のために各種人員を2万人以上育成している。労働力資源の優位性は明らかで、熟練技術者の割合は東北都市群の中で比較的に高いレベルにあり、労働力はちょうど配当期に当たり、労働力コストは比較的に低く、各種企業のニーズを満たすことができる。

（5）地理的優位性

吉林市は吉林省中部の東寄りに位置し、東は延辺朝鮮族自治州に接し、西は長春市、四平市に臨み、北は黒竜江省ハルビン市と境を接し、南は白山市、通化市、遼源市と隣接している。 

吉林市は北東アジア地理センターに位置し、交通輸送手段は鉄道、道路、水運、航空など様々なタイプがある。吉林龍嘉国際空港と吉林空港、および長琿、瀋哈高速道路、長琿都市間快速鉄道、瀋哈復線鉄道などの交通幹線は吉林市の四通八達、迅速で便利な立体交通ネットワークを構成している。

1.2 プロジェクト建設内容及び規模

1.2.1 建設規模

プロジェクトの敷地面積は12万平方メートルで、建設後は年間5000トンのUHMWPE繊維を生産することができる。

1.2.2 建設内容

プロジェクトの総建築面積は10万平方メートルで、主に原料倉庫、生産現場、乾燥現場、成形現場、製品倉庫、取引センター、事務センターなどを建設し、年産5000トンUHMWPE繊維の生産ラインを購入する。

1.3プロジェクト総投資額と資金調達

1.3.1 プロジェクト総投資額

本プロジェクト総投資額は65000万元、その内、建設投資額47450万元、流動資金17550万元。

1.3.2 資金調達

企業自己調達。

1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主な財務指標

プロジェクトの量産後、年間売上高は85000万元、利益16250万元、投資回収期間7年（税引後、建設期間2年含む）、投資利益率25%。

説明：表中の「万元」はすべて人民元である

1.4.2 社会評価

超高分子量ポリエチレン繊維プロジェクトの展開は、新しい材料の開発・応用の推進に役立つだろう。この繊維は強度が高く、耐衝撃性能がよく、耐摩耗などのメリットがあり、自動車、航空宇宙などのハイテク分野に応用できる。その応用は関連製品の性能指標を高め、業界の技術革新と製品のアップグレードを促進し、社会経済の急速な発展を推進する。同時に、豊かな経済利益と社会効果をもたらすだろう。

1.5 協力方式

合弁、協力、その他の方式は面談可能。

1.6 外資導入の方式

資金、その他の方式は面談可能。

1.7 プロジェクト建設場所

吉林経済技術開発区。

1.8 プロジェクト進捗状況

計画段階。

2、協力側簡単紹介

2.1 基本状況

名称：吉林経済技術開発区管理委員会

住所：吉林経済技術開発区  

2.2概況

吉林経済技術開発区は1998年に建設され、吉林市の西北郊外に位置し、省都都市の長春から85キロ離れている。2010年4月、国務院の許可を得て国家級経済技術開発区に昇格し、行政管轄面積は93.06平方キロ、計画面積は20.4平方キロである。4つの計画区範囲は：ブロック1：東は松花江、南は九站郷九站村、西は九站郷頭台村、北は通渓河に至る。ブロック2：東は吉林市農業科学院、南は開発区九龍路、西は長図鉄道、北は開発区九興路までである。ブロック3：東は長図鉄道、南は九駅郷繁栄村、西は九駅郷寇家村、北は九駅郷頭台村までである。ISO14001環境管理体系とISO9001品質管理体系認証をパスし、国家科学技術部が確定した吉林国家級炭素繊維ハイテク産業化基地の核心区域であり、東北で最も競争力のあるファインケミカル産業集積区である。 

2.3連絡方式

プロジェクト所在機構連絡方式：

連絡先：吉林経済技術開発区投資促進二局

連絡係：楊豊翰

連絡電話：+86-432-63501333  

          +86-17644290027

プロジェクト所在市（州）連絡方式

連絡先：吉林市商務局投資促進サービスセンター

連絡係：姜雨秀

連絡電話：+86-432-62049694    

          +86-15804325460  

  イメール：jlstzcjfwzx@163.com