文化観光
梅河口市海洋館プロジェクト
1. プロジェクト簡単紹介
1.1 プロジェクト背景
1.1.1製品簡単紹介
海洋館は海洋生物の生体、標本及びその映像、画像及び文字説明を利用して遊覧者に海洋科学知識を普及させ、遊覧者の観光、遊覧、学習を提供する場所である。
プロジェクトの建設場所は梅河口市に位置し、海洋動植物観賞をテーマとし、同時に梅河口の民俗文化、創意新文化、ファッションブーム文化を注入し、産業機能、レジャー娯楽機能、インタラクティブ体験機能、観光及び文化展示などの機能を集めた全閉ループ生態チェーンの海洋世界を構築する予定である。
1.1.2 市場の見通し
(1)テーマパーク市場の見通し
2024年、世界テーマパーク協会(TEA)と米AECOMグループが共同で発表した「2023世界テーマパークと博物館レポート」によると、ディズニーは延べ1.42億人の来場者数で大きくリードしており、方特グループは延べ8569万人の来場者数で2022年より111%と大幅に成長し、世界の運営業者ランキング5位からディズニーに次ぐ2位に躍り出た。
世界のテーマパークTOP25のうち、中国に七カ所あり、うち上海ディズニーランドは5位で、延べ1400万人近くの観光客を受け入れ、前年同時期比約164.2%増加した。北京ユニバーサル・スタジオ・リゾートが15位で初ランクインし、香港ディズニーランドが17位である。
全国の観光業が持続的に増加し、人民大衆の美しい生活に対する需要が日増しに増え続け、品質化に対する需要が持続的に向上し、国内の観光市場の需要と供給が多元化と加速的なグレードアップの発展態勢を呈している下で、中国のテーマパーク観光業は盛んな発展段階に入り始めた。統計によると、2023年、競争力評価に組み込まれた中国大陸部のテーマパーク80社のうち、中国の大型・特大型テーマパークの約97.56%を占め、合計約延べ7573.61万人の観光客を受け入れ、合計営業収入は約153.59億元である。「2024中国テーマパーク競争力評価報告」によると、2024年10月現在、全国には385社のテーマパークがあり、そのうち特大型と大型テーマパークは87カ所に達した。調査データによると、59%のテーマパークは経営的な利益を上げている。報告書に評価された86社の大型テーマパークは2023年に延べ1.3億人の観光客を受け入れ、営業収入は303.89億元を実現し、前年同時期比97.86%増加し、観光客の接待量は前年同時期比71.84%増加した。
中国のテーマパーク市場規模はすでに世界第2位であり、かつ、成長態勢を維持している。近年、人々の生活レベルの向上と観光需要の多元化に伴い、中国のテーマパーク産業は盛んに発展している。データによると、中国のテーマパーク市場規模は拡大し続け、世界のテーマパーク市場における重要な構成部分となっている。
2017年から2022年にかけて、国内住民の一人当たり消費レベルは絶えず向上した。消費レベルの向上により人々は文化娯楽方面への支出を増やす能力があり、観光客の消費観念もそれに伴って転換し、グレードアップし、個性的な観光が主流になるだろう。テーマパークは鮮明なテーマ概念、独特な観光と遊楽環境により、観光客の体験、インタラクティブ、参加感を強め、観光客の個性的な観光ニーズを十分に満たすことができる。
データによると、2023年の中国住民1人当たりの消費支出は26796元で、前年同時期比8.43%増加した。国内住民の1人当たり所得消費レベルが絶えず向上するにつれて、人々の文化娯楽面での消費支出は日増しにアップし、国内観光業の発展の促進を加速し、観光客の消費観念もそれに伴って転換・グレードアップし、個性的な観光が主流になるだろう。テーマパークはその鮮明なテーマ概念、独特な観光と遊楽環境のため、観光客の体験、インタラクティブ、参加感を大幅に強化でき、観光客の個性的な観光需要を十分に満たすことができる。そのため、テーマパークは次第に中国住民の短距離旅行における重要な選択肢となって、および都市指定旅行を選ぶ重要な要素の1つになっている。
テーマパークはある特定のテーマや内容に基づいて、多くの娯楽活動、レジャー要素、サービス接待施設が一体となった現代の旅行先である。観光客の観光面からテーマパークを4つに分類することができる:観光型(例:世界の窓、三亜蜈支洲島)、体験型(例:歓楽谷)、参加型(例:宋城千古情、横店影視城)、全域型(例:ディズニー、ユニバーサルスタジオ)。現在の国内市場テーマパークの内容特徴に基づいて、テーマパークを主に:娯楽、芸能、休暇、海洋、水上、自然と歴史の6種類に分けられる。
現在、遊園地/器械類テーマパークは半分の山河を占めているが、伝統的な単一器械類遊園地(例えば:歓楽谷)であれ、観光芸能を核心とする観光地(例えば:宋城千古情)であれ、海洋動物テーマ観光地(例えば:長隆、海昌など)であれ、いずれも会場の拡大、市街地のシーンの重ね合わせ、新プロジェクトの開発及び関連観光施設の開発を通じて、レジャーリゾート業態へ移行している。
(2)海洋館
海洋館は、海洋生物や海洋生態系を展示する場所であり、規模や機能に応じて、小型水族館と大・中型海洋博物館に分けることができる。
海洋館には教育機能、研究機能、娯楽機能、保護機能などの働きがある。
海洋生物の保育は難しく、購入ルートの管理が厳格で、中国の規模化海洋テーマパークのブランドが不足しており、リーディング企業には明らかな先発優位性がある。AECOMによると、2020年の中国における海洋パークは都市級テーマパークでの割合は15%にすぎない。同時に、海洋公園の需要の潜在力は大きい。マッキンゼーによると、2022年の中国のテーマパーク市場の浸透率は27%にとどまり、先進市場の平均レベル(68%)をはるかに下回った。疫病後の回復段階では、家族の親子旅行、体験的旅行の需要が爆発し、多元的な娯楽方式と場面を備え、楽しみながら学習できる海洋テーマパークは持続的な利益を得られるだろう。2022年現在、中国には82カ所の海洋テーマパークがあり、観光客数は延べ5060万人に達している。
海洋テーマパークはテーマパーク業界における重要なジャンルの一つとして、近年国内市場でブームを迎えている。一般的なテーマパークと異なり、海洋テーマパークは独自の海洋資源、ビジネスモデル、産業チェーンを有しており、そのうち2022年の中国海洋テーマパークの収入は46.4億元、入場料収入類は34.41億元、非入場料収入は12億元である。
観光市場の需要の高まりに伴い、文化旅行業界は力強い回復に基づいて、勢いに乗って発展の「加速度」を走り出した。全国各地には観光シーンを的確に革新し、文化旅行製品の供給を豊かにし、サービスの品質を高め、消費の新たな活力を引き出しており、その中で2022年の中国海洋テーマパークの1人当たりの消費額は91.7元/回である。
政策の推進と消費者ニーズの増加に伴い、海洋テーマパーク業界も急速に発展している。政府部門は各地の計画の中で海洋テーマパークなどの新興観光業態を積極的に育成することを明らかにし、これは業界の発展に有力な政策支援を提供した。同時に、消費者のテーマパークに対する需要と情熱は上昇しており、海洋テーマパークの発展に強い市場基盤を提供している。
1.1.3 プロジェクト建設に有利な条件
(1)政策条件
「第14次5カ年計画」の時期に入って以来、国は多くの政策と計画を制定し、文化旅行産業の発展方向と目標を明確にした。産業面では、『「第14次5カ年計画」文化産業発展計画』、『「第14次5カ年」旅行産業発展計画』などの政策的文書を制定、公布した。
2023年1月12日、文化と旅行部、教育部、自然資源部、農業農村部、国家農村振興局は連名で「文化産業活性化農村振興試験の展開に関する通知」を発表し、文化産業活性化農村振興試験の展開を決定し、「文化産業活性化農村振興試験の実施方案」を制定した。全国の一部の県(市、区)を選択して文化産業活性化農村振興試験を展開することを通じて、県域の統一的な計画、資源配置の役割を十分に発揮し、各試験地区の土地に応じた適宜、特色を際立たせ、改革・革新を推進し、文化産業活性化農村振興の新しいルートを模索・実施し、体制・メカニズム、発展措置、産業導入、政策保障などの面で先行的に試験し、農村文化と観光の融合発展を促進する。
「梅河口市国民経済と社会発展第14次5カ年計画と二〇三五年ビジョン目標要綱」では、文化旅行製品の供給品質を向上させ、国家全域観光モデル区の創建成果を強固に向上させることを通じて、「一城リード-両翼斉飛-三帯連動」の全域観光発展の空間配置を構築し、文化観光リード都市と農村の一体化発展構造を形成することを提案した。観光産業特別基金を設立し、全域で観光産業を計画し、「食住行遊購娯楽」の全産業チェーンを開通させ、文化旅行製品を開発し、ブランド販売を革新し、ネット有名巡りスポットを構築し、一連の文化旅行製品を開発し、観光ブランドを作成する。「生態、文化、養生、体験、休暇」の5つのテーマを際立たせ、文化旅行ヘルスケア産業を持続的に育成・発展させ、地域をリードするレジャー養老産業園を構築する。「十四五」末までに2つの国家5A級観光地創建に努める。梅河口を東北地方の文化旅行高地にする。
(2)産業の優位性
ここ数年来、梅河口市委員会市政府は文化旅行業界を全市の重点産業として育成と発展を行い、「食、住、行、遊、買、娯」観光の6要素をしっかりと中心にし、奮闘文化を核心とする7種類の「梅河口精神」を発揚し、海竜湖、東北不夜城、梅小野星光花海、知北村、第5世界観光リゾートなどの景観スポットを構築し、ビール城、海鮮城、美食城、不夜城、全域観光地城の構築に全力を尽くしている。2020年12月に国家文化旅行部により全国第2陣の国家全域観光モデル区に並べられた。国家衛生城、国家園林城、国家生態文明建設モデル市、国家全域観光モデル区と国家「二山」実践革新基地を相次いで作り上げた。「最も美しい中国観光都市」と評価され、東北不夜城は「第1陣国家級夜間文化旅行消費集積区」、「第2陣国家級観光レジャー街」の2つの国の栄冠を連続して獲得した。
(3)地理的交通の優位性
梅河口地域の優位性が際立ち、東北地区における重要な地域センター都市である。梅河口は吉林省南東部に位置し、東北地区における重要な交通中枢と開港場の重鎮であり、吉林省中部と東部の重要なノード都市、南東部区域のセンター都市である。長春、吉林、四平の3都市とともに全省における4つの重要なノードを構成し、吉遼両省の10余りの県市と融合発展態勢を形成し、周辺の400万人以上の人口を輻射牽引した。
1.2 プロジェクト建設内容及び規模
プロジェクトの敷地面積は30000平方メートル、建築面積は15000平方メートルで、「雨林奇観」展示エリア、360°パノラマ水中水晶宮、全長100メートル近くの水中アクリルトンネル、アシカ、アザラシ養育基地、超一流のパフォーマンスインタラクティブシアターなどを含む。
1.3プロジェクト総投資額と資金調達
1.3.1 プロジェクト総投資額
本プロジェクト総投資額は25000万元、その内、建設投資額18750万元、流動資金6250万元。
1.3.2 資金調達
企業自己調達
1.4 財務分析及び社会評価
1.4.1 主な財務指標
プロジェクトの量産後、年間売上高は14400万元、利益3500万元、投資回収期間9.5年(税引後、建設期間2年含む)、投資利益率14%。
説明:表中の「万元」はすべて人民元である
1.4.2 社会評価
プロジェクトの建設を通じて、梅河口市の観光製品のタイプを豊かにし、梅河口市の関連産業の発展と資源の深度開発を促進し、産業構造の最適化と調整を効果的に促進し、梅河口市の観光産業の発展を推進することができる、同時に、プロジェクトの実施はより多くの雇用を創出することができ、より良い社会と経済利益を持つ。
1.5 協力方式
合弁、協力、その他の方式は面談可能。
1.6 外資導入の方式
資金、その他の方式は面談可能。
1.7 プロジェクト建設場所
吉林省梅河口市。
1.8 プロジェクト進捗状況
対外へと企業誘致。
2、協力側簡単紹介
2.1 基本状況
名称:梅河口市政府。
住所:梅河口市人民大街2008号。
2.2概況
梅河口市は吉林省直轄県で、全市の面積は2179平方キロ、総人口は70万人、都市部常住人口は42万人、都市建設区の面積は60平方キロで、1つの省級ハイテク産業開発区、19の郷鎮、5つの街道を管轄している。2013年9月、吉林省に権限拡大強県改革の試行地として確定され、地市級の経済社会管理権限を与えた。2020年1月、省委員会、省政府は高品質発展先行モデル区の建設、現代化地域の千tナー都市の構築に新たな位置づけを与えた。2021年6月、省委員会、省政府は梅河新区の設立を認可し、全省の質の高い発展を牽引する現代化地域センター都市の建設を加速させた。2021年7月、中央編弁は梅河新区管理委員会の正庁級編制への昇格を認可した。
近年、梅河口は全国文明都市、国家衛生都市、国家園林都市、国家生態文明建設モデル市、国家全域観光モデル区の創設に成功した。全国総合実力百強、投資潜在力百強、新型都市化品質百強、ビジネス環境百強、グリーン発展百強、ガバナンス能力百強、6つの「全国百強県市」に選ばれた。全国双擁模範城の「6連覇」、全国平安建設先進市、全国高品質発展ベスト10都市、中国最も美しい全域観光名城、中国文化旅行融合革新模範都市などの栄誉称号を獲得した。2020年、東北第1位、全国第6位の成績で全国文明都市再検査をパスし、国から通報表彰された。2年連続で全国ビジネス環境品質ベストテン市に選ばれた。前後して四環製薬、歩長製薬、魯南製薬、天衡薬業などの国内トップ製薬企業の導入に成功した。中には建工、世基グループ、紅星美凱龍、国投グループ、瀘州老窖、広州江楠グループ、浙江伝化物流、皓月グループ、東旭グループなどの業界トップ企業、及びタイ正大グループ、シンガポール三達膜グループなどの国際有名企業が進出して発展している。
2.3連絡方式
郵便番号:135000
連絡係:穆占垣
电话:+86-15643552255
+86-435-4326686
イメール:4965278@qq.com
プロジェクト所在市(州)連絡方式
連絡先:梅河口市商務局
連絡係:穆占垣
电话:+86-15643552255
+86-435-4326686
イメール:4965278@qq.com