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1. プロジェクト簡単紹介

1.1 プロジェクト背景

1.1.1製品簡単紹介

EODモデル、すなわち生態環境指向の開発モデルは、生態保護と環境整備を基礎とし、特色ある産業運営を支えとし、地域総合開発をキャリヤーとし、産業チェーンの延長、共同経営、組み合わせ開発などの方式を採用し、公益性が強く、収益性が悪い生態環境整備プロジェクトと収益性の良い関連産業との効果的な融合を推進し、統括的に推進し、一体化的に実施し、生態環境整備による経済価値を内部化し、革新的な一種のプロジェクト組織の実施方式である。

本プロジェクトの敷地面積は301万平方メートルで、2つの区域に分けて建設を計画する。一つは、長白山保護開発区池西区南山区の生態環境管理であり、主な建設内容は以下を含む：生態管理を主な目的とし、退耕還草区、森林資源保護育成区、研究基地などの活動区。貴重花卉種子栽培区及び付属工事、公共施設の付属工事など。二つは、長白山保護開発区池西区南山生態産業開発プロジェクトであり、主な建設内容は以下を含む：スキー場建設をメイン業態とする池西区南山生態産業開発プロジェクト。

1.1.2 市場の見通し

（1）EODプロジェクトの発展傾向

①政策支持の優位性が明らかである

EODモデルは2018年に始まり、2018年に初めてこのモデルを提案して以来、国がEODの発展を促進する政策が集中的に制定され、関連政策文書は15件に上る。中央政策の誘導の下で、地方政府は積極的にフォローアップし、金融優遇、重点育成、資金奨励などの措置を通じてEODモデルの発展を激励した。2023年現在、全国で94項目のプロジェクトが国家試験に組み込まれており、EODモデルは資本市場の注目を集め、空前のブームを巻き起こしている。2024年、支持策の持続的な登場に伴い、EODプロジェクトのブームは持続する。

②発展プロセス

2018年8月、生態環境部が発表した『生態環境分野における「放管服」改革の更なる深化、経済の質の高い発展の推進に関する指導意見』で初めてEODモデルが提案された。この基礎の上で、国は2020年、2021年に2回の試験事業を徐々に展開し、各地域にEODモデル代替プロジェクトの募集を開始した。第一陣に36項目のプロジェクトを認可して試験事業を展開し、第二陣は58項目のプロジェクトを認可して試験事業を展開した。この2回の試験事業を頼りにして、EODプロジェクトは本格的に実践レベルに入り始めた。2022年4月11日、生態環境部は「生態環境保護金融支援プロジェクト備蓄庫入庫ガイドライン（試行）」を印刷、配布し、ガイドラインでは入庫可能なプロジェクトの範囲、要求と必要な材料を明確にし、EODプロジェクトは入庫管理制度を実施し始めた。これにより、EODプロジェクトの常態化入庫作業が施行され、EODは試験点から常態化までの「変身」を順調に実現した。

③将来の発展動向

第18回党大会以降、中国の生態文明の重要性はかつてない高さに言及された。2022年、生態環境部など三部門は「第2陣の生態環境指向型を推薦する開発モデル試験プロジェクトに関する通知」を発表し、生態環境指向の開発（EOD）モデルを深く探索することを要求し、一連の配当政策の推進の下、各地方は続々とEODモデルの探索を開始し、多くの省は500億を超えるプロジェクトの入庫通知を発表した。例えば：2023年に福建省、四川省、広西自治区の計18項目が省、自治区のEODプロジェクトライブラリに組み入れられ、479.47億元の資金が関わっている。また、江蘇省は新たに15項目のEODプロジェクトの入庫を提案し、これまで江蘇省・浙江省の3つのEODプロジェクトが利益貸付を行い、プロジェクトの総投資額は75億元である。2024年、EODモデルが成熟するにつれて、EODモデルはプロジェクト開発における新しい主流になった。

都市更新中のEODは主に生態ネットワークの建設、環境修復を通じてこの地域と周辺の土地の値上げを促し、産業の導入と人口流入に良好な生態基盤を提供した。一方、産業発展による住民所得、企業の利益、政府の税収が増加した。もう一方、人口流入による政府税収の増加や地域経済の発展がもたらされている。最終的に生態建設、経済発展、社会生活3者の協調的に発展を実現する。未来を展望すると、EODモデルの深なる探索に伴い、EODモデルは都市の更新に新しい方向を示した。

農村振興は近年の中国の発展の重要な戦略であり、この過程においてEODモデルを利用して農村振興を支援することが重要な任務となっている。生態環境の発展を推進する角度から見ると、農村振興の過程で、生態環境の保護と修復は極めて重要であり、生態文明の理念を農村発展の各方面に溶け込ませ、農村の自然生態の機能と品質を向上させなければならない。これはEODプロジェクトの理念と高度に一致している。

また、農業産業の発展を推進する角度から見ると、伝統的な農産物の生産加工のほか、EODプロジェクトは農村地区の自然景観、田園風景、歴史文化などの保有資源を有効に利用することができ、比較的良い産業発展の基礎を備えており、農村振興の長期的効果のあるメカニズムを構築する理想的な担体である。EODモデルの深い探索に伴い、EODモデルを利用して農村振興を支援することは重要な任務になるだろう。EODモデルの実施は都市の持続可能な発展を実現する重要な道の一つである。EODモデルは生態保護と経済発展の結合を促進し、都市の競争力と品質を高めるだけでなく、社会の凝集力と求心力を強化し、都市の調和と安定した発展を推進することができる。例えば：EODモデルは生態保護と経済発展を結合し、産業配置の最適化、生態産業の発展とグリーン消費の普及などの方式を通じて、経済の持続可能な発展を促進する。EODモデルは政府、企業、公衆などの各方面の参加と協力を強調し、生態保護と持続可能な発展を共同で推進することによって、社会の凝集力と求心力を強化し、都市の調和と安定した発展を促進する。2024年を展望して、EODモデルの深い探索に伴い、EODモデルは都市の持続可能な発展を助ける重要な道になるだろう。

EODモデルとは、生態保護と環境整備を基礎とし、特色ある産業運営を支えとし、公益性が強く、収益性が悪い生態環境整備事業と収益性の良い関連産業の効果的な融合を推進する事業組織の実施形態を指す。EODモデルの下で、関連産業も非常に豊富で、エコ農業、観光、ヘルスケアなどの生態系プロジェクトからデジタル経済、生物医薬、電子部品などの環境敏感型プロジェクトに拡大している。EODモデルの発展に伴い、関連産業間の融合はより密接になり、産業に発展の新しい方向を示している。

「生態環境保護金融支援プロジェクト備蓄庫入庫ガイドライン（試行）」によると、EODモデルを応用できるプロジェクトには、大気汚染防止、水生態環境保護、重点海域総合管理、土壌汚染防止、農業農村汚染対策、固体廃棄処理処理及び資源総合利用、生態保護修復、その他の環境対策など8種類が含まれる。しかし、現在のプロジェクトから見ると、EODの応用分野は依然として単一で、主に水生態環境保護に集中している。例えば：2回入庫した94項目を例に、第1陣36項目のうち、水生態環境保護類項目は14項目で、38.9%を占めている。第2陣58項目の中19項目で、32.8%を占める。未来、EODモードの深い探索に伴い、EODモードの応用分野はより幅広くなるだろう。

④EODプロジェクト融資ルート

EODプロジェクトの投資規模が大きく、長期的な資金需要が高く、適切な投融資モデルを選択し、資金源問題を解決することが重要である。現在、EODプロジェクトは政府専用債券、政府投資基金などの政府主導モデルを採用することができ、PPPモデル、ABOモデル、投資家+EPC、フランチャイズ経営+EPCなどの政府と企業協力モデルを選択しての投入を加速することもでき、必要な場合は政策的な銀行融資で解決することができる。

EODモデルはプロジェクトの主体を活性化し、環境権益担保融資の探索などの多ルート融資を模索しなければならない。生態製品の内在的価値を掘り起こし、炭素排出取引の収益権、林権、採鉱権、汚染排出権、取水権などの環境権益担保融資の新モデルを積極的に模索し、EODモデルのために追加賃金蓄積力を普及させる。

（2）スキー産業の現状

スキーは活力とチャレンジに満ちた冬季スポーツとして、近年中国で盛んに発展している。北京冬季オリンピックの成功裏の開催と人々の健康的なライフスタイルへの追求が高まるにつれて、スキー運動は大衆的なスポーツから大衆に愛される冬のレジャー活動に発展してきた。

2015年に北京が冬季オリンピックの誘致に成功して以来、中国の全国民の氷雪スポーツ参加率は24.56%に達し、参加者数は3億人を突破した。氷雪試合は氷雪スポーツの雰囲気を牽引し、氷雪資源を「熱経済」に発展し、2023-2024氷雪シーズン、中国における氷雪観光者数は前年同時期比38%増加し、収入は前年同時期比50%アップした。

2024年11月6日、国務院弁公庁は「氷雪スポーツの質の高い発展による氷雪経済の活力刺激に関するいくつかの意見」を印刷、配布し、8つの方面から24条の措置を提出し、氷雪スポーツをリードとして、氷雪文化、氷雪装備、氷雪観光の全産業チェーンの発展を牽引し、氷雪経済を新たな成長点にするよう推進した。『意見』によると、2027年までに氷雪経済の総規模は1.2億元に達し、2030年までに氷雪経済の総規模は1.5億元に達する。政策支援は氷雪スポーツの普及、氷雪消費の牽引、氷雪産業の質の高い発展に堅固な保障を提供する。

「中国氷雪産業発展研究報告（2024）」のデータによると、2023-2024氷雪シーズン、中国の氷雪レジャー旅行者数は延べ3.85億人を超え、2024-2025氷雪シーズンは延べ5億人を突破する。

2024-2025の新しい氷雪シーズン、人々は続々と「雪遊びに行く」ことを日程に組み入れ、途牛観光プラットフォームの氷雪観光の目的地検索と問い合わせの熱気が前月比60%近く成長した。美団プラットフォームのスキー検索熱気が前月比83％増え、スキー訓練熱は同時に上昇し、関連検索量も前月比90％アップした。どこにいくプラットフォームでの「スキー」「氷雪」「雪場」に関する検索熱は3倍に増えた。

スキー人口の前年比増加率を見ると、上位10省のうち、黒竜江省、新疆省、吉林省はそれぞれ88.65%、56.48%、51.24%で成長率トップスリーを占めた。他の都市と比べて、これらの省と地域は海抜の要素で雪の季節が長く、地元政府の観光政策、スキー場などは観光客を誘致する上で著しい効果を得た。

スキー場の営業開始時間を見ると、阿勒泰可可托海スキー場は10月20日に氷雪シーズンの幕を開き、開場からわずか10日で観光客数が3000人を突破した。張家口崇礼万龍スキー場、長白山万達スキー場、吉林市万科松花湖スキー場、吉林市北大湖スキー場などの人気スキー場も11月に続々とオープンした。 

このうち、吉林市の北大湖スキー場はアジア最大規模のスキーリゾートで、11月9-14日にテストスケート週が発売され、一夜だけでテストスケート予約が満員された。正式にオープンする前は、リゾート内のホテルの予約もほぼ満室状態で、パッケージで発売された「住+滑」製品の前売り金額は前年同期の3倍以上で、現在の前売り収入は1.7億元に達している。

途牛観光プラットフォームが公開した「国内氷雪観光の人気顧客数TOPランキング」によると、上海、広州、南京、長沙、重慶、杭州、成都、無錫、寧波、深センなどの観光客の旅行意欲が高まっており、東北地方へ氷雪観光を計画しているユーザーのうち、「南方小ジャガイモ」が80％近くを占めている。北方の降雪量が多く、貯雪期間が長く、雪質が優れているため、「南客北上」は氷雪観光消費の顕著な傾向である。

氷雪スポーツの「南展西拡東進」の発展に伴い、良質なスキー場はここ数年も南方の都市に建設され続け、氷雪スポーツはもはや北方の冬の専属ではなく、南方における氷雪経済も徐々に発展している。

2023年、全国には各種氷雪競技場が2847カ所あり、そのうちスケート場が1912カ所、スキー場が935カ所ある。2022年、2023年に比べて、氷雪競技場の数は16.11%増加し、そのうち、スキー場は6.74%増加し、スケート場は21.32%増加した。各地に新たに追加された室内スキー場、デパート内のスキーシミュレーターなどの施設は、南方の氷雪スポーツ愛好家が「家の前」で氷雪スポーツや雪遊びを体験できるようにするとともに、伝統的な氷雪観光地のためにより多くの客層を育成する。広東省を例に上げると、現在、広東省にはスキー、雪遊び館、スケート館、カーリング館など多くのタイプの室内氷雪スポーツ場が20カ所以上あり、氷雪スポーツの参加者数は１千万人を超えている。

（3）吉林省の氷雪産業の現状

吉林省は氷雪文化産業の発展に力を入れ、2022年には「長白天下雪」世界生態ブランドをメインとする「霧、スキー、冬漁、温泉」の4大氷雪観光ブランドを構築し、氷雪観光、氷雪リゾート、氷雪民俗、氷雪養生の4種類のサポート製品を発展させる。「氷雪観光、氷雪スポーツ、氷雪文化」を核心とする「3+X」氷雪全産業チェーンを建設し、全省の「西氷東雪」産業構造が形成され、長吉都市氷雪スポーツとレジャーリゾートと長白山氷雪生態リゾートの2つの産業集積区が初規模を具備し、査干湖などを核心とする「氷経済」効果が初めて現れた。

吉林省の氷雪資源は恵まれており、東部は粉雪資源が豊富な長白山「雪」経済区、西部は松原査干湖、白城莫莫格などの冬漁文化を主とする「氷」経済区、中部は多くの雪場と氷場を持つ長春、吉林両市を組み合わせた氷雪ダブル機能経済区である。長白山、北大湖、松花湖、査干湖を核心とする氷雪産業クラスターは国内をリードしている。

ここ数年来、吉林省は氷雪スポーツのブームをつかみ、良質な氷雪場所施設を建設し、現在、全国26カ所の国家級スキー旅行リゾートのうち、5つが吉林省にある。

2021年11月、全国唯一の省級氷雪経済の高品質発展プラットフォームが正式にスタートした。「吉林省観光兆級産業難関攻略行動方案（2023-2025年）」では、2025年までの観光総収入が7200億元に達し、観光客の受け入れが延べ4億人に達することを提案した。

2023-2024雪の季節、吉林省は延べ1.25億人の観光客を受け入れ、前年同時期比121%増加した。観光収入は2419億元で、前年同時期比140%増加し、全省の氷雪経済発展の巨大な潜在力を示した。

2025年末までに同様に使用される予定なのは、長春市浄月ハイテク区にある吉林省初の室内スキー場である。この室内スキー場の敷地面積は24.8万平方メートルで、映画・テレビ研究学習基地、氷雪体験撮影基地、スポーツ公園の3つの部分を建設する。現在、室内スキー場の雛形がはっきりと見えている。4本の雪道の最大垂直落差は85メートルに達し、紹介によると、プロジェクト計画の雪覆い面積は4万平方メートルで、吉林省初、国内垂直落差が最大の室内スキー場で、同時に3000人のスキーを収容することができる。 

（4）生態修復管理の現状

生態環境整備業界とは、生態環境の保護と改善を目的として、生態修復、生態保護、生態建設、生態モニタリングなどの技術とサービスを提供する業界を指す。その中で、生態修復は生態環境整備業界の新興の細分化分野であり、生態修復業界は人工的な介入を通じて、損傷した生態系の機能と価値を回復または向上させる業界である。生態修復は自然資源の開発利用の全過程の中で、源の保護、利用の節約と破壊修復を実現し、山・水・林・田・湖・草システムの機能の安定を維持し、自然資本の価値維持と付加価値の増加を促進する必要がある。生態修復業界が関わる分野には、土壌汚染対策、砂漠化対策、鉱山復帰、園林緑化、河・湖・湿地修復などが含まれる。中国の経済が高速発展から質の高い発展に転換するにつれて、生態文明建設は国家発展における重要なテーマとなっている。

中国は生態文明建設と生態環境保護を高度に重視し、発展改革委員会、自然資源部は『全国重要生態系保護と修復重要プロジェクト全体計画（2021-2035年）』を制定した。2022年9月、科学技術部、生態環境部、住建部、気象局、林草局は連名で『「第14次5カ年計画」生態環境分野科学技術革新特別計画』などを発表した。関連法規政策などの文書の公布は、生態修復業界の発展方向に基本原則を提供し、生態修復業界に良好な市場環境を形成し、参加主体の活躍度と産業発展空間を高め、核心競争力を持つ良質な企業に良好な発展チャンスを提供した。

2001年に国務院は『国務院の都市緑化建設強化に関する通知』（国発〔2001〕20号）を公布し、その後10年間の都市緑化の仕事目標と主要任務を制定し、これにより生態修復業界の高速発展の幕を開けた。ここ数年来、政府は経済発展過程における環境に与えるマイナス影響を日増しに重視し、環境対策に対する力を引き続き強化し、国家重大会議でも生態文明の重要性と地位を何度も強調し、国家政策の強力な支援と市場需要の急速な放出、生態修復業界の急速な発展、中国の生態保護と環境対策業の固定資産投資額（農家を含まない）の規模は徐々に上昇し、2016年の3146億元から2023年の8760億元にアップし、年間複合成長率は約15.75%である。

数年前、中国の経済の着実な発展と都市化の進展に伴い、中国の水土流失、土地の砂化、草地の退化、湿地の萎縮、生物多様性の低下、生態災害の頻発、海洋自然岸線の減少、地球温暖化などの各種生態問題が頻発し、中国の経済社会の持続可能な発展を深刻に制約した。国の生態環境への継続的な重視に伴い、各種のプラス的政策が頻出し、政策の強力な支持の下で、生態修復市場の容量はさらに拡大した。2023年の中国の生態修復全体の市場規模は約674.08億元である。

（5）吉林省生態整備現状

2024年1-11月、吉林省の空気優良日数の割合は92.4%で、前年同時期比2.2ポイント上昇した。水環境の質は過去最高を更新し、国家試験の断面優良水体の割合は89%で、前年同時期比3.7ポイント上昇し、劣悪な5種類の水体を全面的に除去した。土壌環境の質は比較的に良いレベルに維持されている。全省における農村生活汚水対策（規制）率は27.7%から42.7%に飛躍的にアップした。生態環境状況指数は20年連続で良好なランクを維持した。

吉林省生態環境庁はまた、大長白山地域の生態保護を牽引として、生態系の多様性、安定性、持続性を全面的に向上させ、国の生態安全を断固として維持した。監督執行の強化、生物多様性保護とモデル作成のリードを通じて、長白山地域ひいては全省の生態環境保護と修復を持続的に推進している。

現在、吉林省にはすでに6カ国の「緑水青山は金山銀山」の実践革新基地があり、11カ国の生態文明建設モデル区があり、創建作業は東北3省の先頭を走っており、そのうち82.4%の創建地区は大長白山地区に位置している。次のステップでは、吉林省生態環境庁は生態監督管理能力を強化し、長白山生態環境分区の管理・制御要求を厳格に実行し、プロジェクトの参入ハードルを厳格にし、環境評価・審査・認可を源からの予防作用を絶えず強化し、美しい吉林省を建設するために生態基礎を築きあげる。

1.1.3プロジェクト建設に有利な条件

（1）政策の優位性

「生態環境指向型の開発（EOD）プロジェクト実施ガイド（試行）」はプロジェクトの実施を加速することを明確にした。各地方はプロジェクト実施の資源要素の保障を強化し、プロジェクトの実施を推進しなければならない。周辺の他のプロジェクトとの協同発展と総合的な活性化を激励し、プロジェクトの付加価値空間を向上させる。

「美しい中国建設の全面的推進に関する中国共産党中央国務院の意見」では、生態環境指向の開発モデルと投融資モデルの革新を推進することを提案した。 

国務院弁公庁は正式に「氷雪スポーツの質の高い発展による氷雪経済の活力の刺激に関するいくつかの意見」（以下「意見」と略称する）を印刷、配布した。『意見』によると、2027年までに、氷雪スポーツ場の施設はさらに完備され、サービスレベルは著しく向上し、氷雪スポーツはさらに広く展開され、中国の氷雪競技の国際競争力はさらに強化され、氷雪経済の総規模は1.2兆元に達する。2030年までに、氷雪経済の主要産業チェーンはハイレベルの協調融合発展を実現し、就業の拡大、質の高い発展の促進などの面での役割はさらに際立ち、氷雪消費は内需拡大の重要な成長点となり、氷雪スポーツと氷雪観光の質の高い目的地を建設し、「氷雪シルクロード」、中国-上海協力組織氷雪スポーツモデル区の発展は新たな段階に入り、氷雪経済の総規模は1.5兆元に達する。

中国共産党吉林省委員会吉林省政府の「吉林省観光兆級産業難関攻略行動方案（2023-2025年）」では2025年までに、観光総収入は7200億元、国内外の観光客数は延べ4億人、年平均成長率はいずれも20%以上、インバウンド観光収入、インバウンド観光客数の年間平均成長率はそれぞれ190%、90%以上、宿泊客は42%以上を提出し、5年以内に観光兆元級産業目標の実現を目指す。

吉林省文化旅行庁、吉林省財政庁は『吉林省旅行関連企業補助金支援細則』の印刷・配布に関する知らせでは、優秀奨励・強大扶持・新規牽引賞を堅持し、観光市場経営主体の発展・強大化、モデルチェンジ・グレードアップ、競争力向上を積極的にサポートし、観光インフラ投資プロジェクトの建設を積極的に支援し、観光ブランドの創設を積極的に支持し、観光製品の質向上・グレードアップを積極的に奨励する。旅行関連企業の模範性、牽引性、輻射型働きの発揮を重視する。財政資金の支援と誘導働きの発揮を重視する、公正、公平、公開、透明を堅持する。「先に実施し、後に奨励、繰り返さない補助」を堅持する。

（2）資源の優位性

池西区周辺の各種生態群落はすべて完全に保護され、原生的な自然状態にある。地域の森林被覆率は97%に達し、全国初の国家級全幅員森林観光地である。

 池西区は温帯針広混交林帯にあり、森林が茂り、樹種が多い。森林被覆率は80%で、天然広葉樹林を主とし、樹種はアカマツ、カラマツ、トウヒ、ミズバショウ、カエデなどの貴重な樹種を主とする。区内の林木は天に聳え、植物群落構造は複雑で、空気は一年中湿潤で、各種漢方薬材が生息しており、「立体緑色の宝庫」と呼ばれている。

長白山池西区の雪質は粉雪がメインで、この雪質はばらばらで綿状で、スキーに適している。池西区は雪が多く、雪の期間が長く、スキー愛好家のニーズに応えることができる。例えば、南山スキー場と‌泰格嶺運動公園は池西区の主なスキー場であり、豊富なスキー体験を提供している。

また、長白山は全体的に世界的に有名な「氷雪黄金緯度帯」に位置し、雪質がよく、雪量が多いという特徴があり、長白山を氷雪スポーツの理想的な目的地にさせている。

（3）人材の優位性

長白山地区には多くの高素質の成熟した技術労働者がおり、企業や公益機関の訓練を経て毎年社会に技能型人材を1万人近く送り出している。労働力資源の優位性は明らかで、熟練技術者の割合は東北都市群の中で比較的に高いレベルにあり、労働力はちょうど配当期に当たり、労働力コストは比較的に低く、多くの質の高い産業労働者があり、各種企業のニーズを満たすことができる。

 （4）地理的優位性

池西区は長白山西北麓に位置し、長白山主峰白雲峰から68キロ離れ、池北区、池南区の中間地帯に位置している。池西区の立地優位性は極めて顕著で、東北は池北区とつながっており、南東は池南区と隣接しており、インフラが絶えず整備され、現地の交通は非常に完備している。東部には長白山空港が建設され、北部には松江河駅、新バスターミナル、周辺の高速道路はすでに竣工し、営松高速、鶴大高速など多くの高速道路が四方八方に通じ、延辺州の龍蒲高速が正式に開通し、延辺州との高速道路が延辺州と池北区を往復できるようになった。高速鉄道プロジェクトは工事中で、東部は延辺州と黒竜江省の境内に直行でき、北西は遼寧省、吉林長春の境内を貫通する。

1.2 プロジェクト建設内容及び規模

プロジェクトの敷地面積は301万平方メートル、総建築面積は5万平方メートルで、2つの区域に分けて建設を計画し、主な建設内容は以下を含む：

（1）長白山保護開発区池西区南山区生態環境管理：退耕還草区、森林資源保護育成区、研究基地などの活動区。貴重花卉種子栽培区及び付属工事、公共施設の付属工事など。

（2）長白山保護開発区池西区南山生態産業開発プロジェクト：雪場サービスセンター、雪具レンタルセンター、雪道（夏に植生を回復）、釣り区、道路、駐車場、雪道乗換駅、景観栽培及び付属マジックカーペット、ロープウェイ、公共施設の関連工事など。

1.3プロジェクト総投資額と資金調達

1.3.1 プロジェクト総投資額

本プロジェクト総投資額は100000万元、その内、建設投資額81000万元、流動資金19000万元。

1.3.2 資金調達

企業自己調達。

1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主な財務指標

プロジェクトの量産後、年間売上高は153846万元、利益19231万元、投資回収期間9.5年（税引後、建設期間3年含む）、投資利益率19%。

説明：表中の「万元」はすべて人民元である

1.4.2 社会評価

EODモデルの核心は生態環境整備と産業発展を結合し、産業開発プロジェクトを通じて生態環境整備プロジェクトに投入された反哺を通じて、両者の有効な融合を実現することである。

EODプロジェクトの実施は、生態環境の改善に役立つだけでなく、産業発展を通じて地域経済の成長を牽引することができる。長白山池西区南山EODプロジェクトは多くのサブプロジェクトに関連しており、プロジェクトが完成すると池西区の生態環境、生態景観、文化旅行産業、避暑休暇、氷雪経済などの多方面の効果の向上を効果的に牽引する。これは雇用を増やし、住民の所得レベルを高めるだけでなく、より多くの観光客や投資を誘致し、地域経済の繁栄と発展を促進することができる。

1.5 協力方式

合弁、協力、その他の方式は面談可能。

1.6 外資導入の方式

資金、その他の方式は面談可能。

1.7 プロジェクト建設場所

吉林省長白山池西区西南部南山Aブロック。

1.8 プロジェクト進捗状況

対外へと企業誘致。

2、協力側簡単紹介

2.1 基本状況

名称：池西区経済発展商務局

住所：長白山池西区

2.2概況

池西区は長白山西北麓に位置し、長白山主峰白雲峰から68キロメートル、池北区、池南区の中間地帯に位置し、管轄区の総面積は739平方キロメートルである。その中には：中心市街地が約12平方キロメートル（元東崗鎮区と松江河鎮区南部）、東崗鎮区の東南への30平方キロメートルの範囲、長白山空港周辺の10平方キロメートル、長白山西坡山門周辺の10平方キロメートル、西坡上下り道路以内と外側の各1000メートルの区域、環長白山観光道路以内と外側の1000メートルの区域と白渓観光交通の中枢、臥龍国際会議センターと前川、槽子河スポーツレジャー基地の4つのテーマ機能エリアがある。

 2.3連絡方式

郵便番号：134511

連絡係：賈世超  

電話：+86-439-5100332  +86-18243946222

イメール：499253737@qq.com

プロジェクト所在市（州）連絡方式

連絡先：長白山管理委員会商務局

連絡係：孫煕超

連絡電話：+86-17684305688   

イメール：704032891@qq.com