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1. プロジェクト簡単紹介

1.1 プロジェクト背景

1.1.1. プロジェクト簡単紹介

プロジェクトは安図県新合郷、永慶郷、松江鎮、二道白河鎮に建設された。実地調査を経て、県内の各郷・鎮、林場に重点的に3本の氷雪回廊を建設する予定である。1つは双明氷雪風景道を通り抜けること、2つは合北氷雪風景道を通り抜けること、三つは、寒宝氷雪風景道を通り抜ける。より、長白山地区における氷雪国家級風景道を通り抜けるようにする。

1.1.2 市場の見通し

（1）氷雪観光市場の見通し

国の政策が絶えず推進され、氷雪産業が盛んに発展し、ますます増え続けている住民の消費需要に伴い、中国の氷雪産業の建設規模は絶えず拡大し、関連施設も絶えず整備され、氷雪産業の発展は高速道に入った。

氷雪経済は産業チェーンが長く、導流効果が大きく、社会効果が高いなどの特徴がある。ここ数年来、氷天雪地も金山銀山の理念が深く普及し、「3億人の氷雪スポーツへの参加を牽引する」成果がたえず強固に拡大していることに伴い、中国における良質な氷雪「冷資源」は経済発展の「熱動力」への転化を加速させている。『意見』では、2027年までに、中国における氷雪経済の総規模は1.2兆元をクリアし、2030年までに、中国における氷雪経済の総規模は1.5兆元をクリアすると、提案した。

（2）吉林省の氷雪産業の現状と将来性

吉林省の氷雪業界の発展には3つの優位性がある。資源が良く、吉林省が位置する地理的位置は非常に良く、ヨーロッパのアルプス山と北米ロッキー山と同じ「氷雪黄金緯度帯」に位置し、三大粉雪地帯の1つである、品質が高く、現在吉林省のスキー場の数は75カ所に達し、319本の雪道を持ち、1日の最大積載量は10万人、雪道の総面積は1256.8ヘクタール、総延長は358.1キロに達する。品質は公認された全国トップで、潜在力が大きく、現在の氷雪産業の発展空間は非常に大きく、「氷雪産業は今日のように人の心を動かしたことがない」と言える。「氷天雪地も金山銀山」と「3億人が氷雪スポーツに参加する」というスローガンの精神に伴い、吉林省委員会、省政府は「白雪を白銀に変える」戦略を制定し、2022年北京冬季オリンピックのチャンスを借りて、「冬季オリンピックは北京で、体験は吉林で」と提案した。

吉林省は現代化氷雪経済システムを積極的に構築し、新業態、新モデルの育成に力を入れている。「氷雪+」戦略を実施し、スポーツの魅力と自然の美しさを互いに引き立て合い、「氷雪+レジャー」「氷雪+文化」「氷雪+ヘルスケア」「氷雪+トレーニング」などの他業界融合、産業協同発展を大いに推進し、ファンクラブ、オンライン・オフラインインタラクティブ、オーダーメイドなどの新生観光消費業態を派生させた。

現在、長白山、査干湖、松花湖、北大湖、長春氷雪新天地などの氷雪観光地は、観光スタイルが多様で、消費業態が豊富で、「食住旅行・ショッピング・娯楽」の全要素が発掘され、観光者の心の中の理想的な氷雪目的地となっている。氷雪資源を十分に生かした吉林省の祝祭活動は豊富である。国際氷雪産業博覧会を六回連続開催し、そして長春浄月潭瓦薩国際スキー祭、査干湖冬捕節、吉林樹氷節、長白山粉雪節など国内外で有名な氷雪活動を開催することで、人気を集めただけでなく、更に消費粘着性を増やした。

文化旅行部データセンターの統計推計によると、2024年の吉林省における氷雪観光の接待人数は延べ1.25億人に達し、前年同時期比121%増となり、過去最高を記録した。また、吉林省は2023-2024雪シーズンのスキーリゾートでスキー観光客を405万人受け入れ、前年同時期比47.9%伸び、スキー接待収入は16.47億元を実現し、前年同時期比37.1%アップした。全省における雪場の1日の最大接待規模は15万人に達し、前年同時期比25%アップした。雪楽園の営業中数は158軒に達し、前の雪季節より68%アップした。

吉林省の氷雪観光市場の爆発人気は、接待人数のアップだけではなく、観光収入と消費券の投入にも表れている。2023-2024雪シーズン、吉林省は国内観光収入2419億元を実現し、前年同時期比140%増えた。春節中の帰省ラッシュ期間中、長春空港のフライト量と旅客取扱量はいずれも過去最高を記録し、フライト量は1.57万便に達し、旅客取扱量は233.2万人に達し、前年同時期比それぞれ21.3%と40.3%アップした。

吉林省の氷雪観光市場の成功は、豊富な氷雪資源と良質な観光サービスのおかげだけでなく、政府の強力な推進と政策支援のおかげでもある。吉林省体育局は各地と共同で多くの大衆氷雪スポーツと氷雪競技大会を開催し、氷雪スポーツの普及と発展を推進した。また、吉林省は省レベルと各市（州）レベルで大量の氷雪消費券を投入し、氷雪観光市場の消費をさらに刺激した。

（3）安図県氷雪観光市場の見通し

ここ数年来、安図県二道白河鎮は辺境村の氷雪シーズンの観光施設と活動に、朝鮮族民俗文化、手工芸品などの民族特色文化要素を溶け込ませている。キャンプファイヤーの開催、餅作りなどの方法を通じて、観光客に多元的な風情を感じさせ、民族交流・理解を増進すると同時に、観光業の急速な発展を推進させる。2023年、乳頭山村は延べ31.2万人の観光客を接待し、2024年の総接待観光客は延べ40万人を超えた。

氷雪産業の発展の黄金成長期をしっかりと把握し、氷雪産業の発展の巨大な空間と潜在力を十分に解き放し、「ホワイト経済」の発展に力を入れ、「白雪で白銀を交換」の推進を加速し、サービス業の発展をリードし、安図県の氷雪観光の特色資源を深く開発し、氷雪製品の供給を豊かにした。氷雪観光の体験性と参加性を強化するため、氷雪回廊プロジェクトを建設する予定で、氷雪回廊ラインは原始林と村の林場中を行き来し、両側は風光が秀麗で、景色が好ましく、特に冬の地域内は雪量が大きく、雪期間が長く、冬季プロジェクトの開発には良好な市場見通しを持っている。

1.1.3 プロジェクト建設に有利な条件

（1）政策の優位性

『氷雪スポーツ発展計画（2016-2025年）』によると、2025年までに、氷雪スポーツの基礎がより強固になり、普及度が大幅に向上し、競技力が大幅に向上し、産業システムが比較的完備した氷雪スポーツの発展構造が形成する。氷雪スポーツの大衆基盤はより強固になった。氷雪スポーツの普及度は大幅に向上し、大衆の氷雪活動は極めて豊富で、氷雪スポーツに参加する人数は着実に増え、氷雪スポーツに直接参加する人数は5000万を超え、そして「3億人を引っ張って氷雪スポーツに参加させる」。

吉林省政府が発表した「氷雪産業のビッグ化・強大化に関する実施意見」では、人間本位を堅持すると指摘した。氷雪スポーツの潜在層の育成を氷雪産業の発展の核心的使命とし、高品質な氷雪体験とライブスタイルを形成し、世界的な氷雪製品とサービスを提供する。

（2）氷雪資源の優位性

安図は生態環境が優れており、北緯42°に位置し、世界三大黒土地帯の一つであり、森林被覆率は86％に達し、空気の質は年間1級であり、長白山天池は松花江、図們江、鴨緑江の三つ河川の源であり、流域面積は20平方キロ以上の河川77本、河川の総延長は1800キロである。

安図県は素より「長白山第一県」との誉れが高く、世界三大粉雪基地の一つ、世界三大良質ミネラルウォーター基地の一つ、世界三大黒土地帯の一つで、北緯42°黄金緯度温泉を持ち、18カ所の国家A級観光地は7444平方キロの土地に点在している。7年連続で「中国において最も美しい県域ランキング」に選ばれ、4回にわたり「中国観光発展潜在力百強県」に選ばれ、「中国観光強県」「中国天然酸素バー」である。 

（3）人材の優位性

安図県は「人材強県」戦略を深く実施し、「人材や知的資本の誘致」プロジェクトを通じて、教育、農業、科学技術、医療など多くの分野での人材の導入に成功し、県域経済の発展に新鮮な血液を注入し、全体の競争力を高めた。また、安図県は吉林農業大学、省農業科学院、延辺大学などの大学院と積極的に協力を展開し、博士課程大学院生などの「三区」の人材を組織して安図に進出させ、科学技術サービスを50回以上展開し、産学研の結合を通じて、企業の効率的な発展を促進し、科学技術成果の移転実用化効率を向上させた。

（4）地理的優位性

安図県には琿烏、延蒲の2本の高速道路と4つの高速出入口があり、吉琿、敦白の2本の高速鉄道と3つの高速鉄道駅があり、長春-吉林-延辺開発開放の軸線上にあり、図們江開発開放先導区の重要なノード都市である。

1.2 プロジェクト建設内容及び規模

プロジェクトの建設全長は344.727キロである。県内の各郷・鎮、林場に重点的に3本の氷雪回廊を建設する予定である。一本目は、双明氷雪通り抜け風景道、全長は200.13キロ、具体的なルートは：双目峰港―東方紅林場―紅石林場―安北林場―永慶郷馬鞍山村―新合郷木蘭屯―新合小荒溝林場―明月鎮鳳岩村―安図県城である。二本目は、合北氷雪通り抜け風景道、全長は21.21キロ、具体的なルートは：二道白河安北村―松江向陽村―松江四合村である。三本目は、寒宝氷雪通り抜け風景道、全長は123.387キロ、具体的なルートは：新合寒村葱溝村―青林林場―平和林場―劉生店林場―万宝金化村である。この地域は冬の氷雪森林横断、馬橇横断、スノーモービル横断などの製品の開発に適している。主な建設には、道路標識、サービスステーション、観光トイレ、撮影基地、雪戯れエリア、スケート場、特色民宿、紅色観光基地などのプロジェクトを含み、長白山地区における氷雪通り抜け国家級風景道を作り上げる。 

1.3プロジェクト総投資額と資金調達

本プロジェクト総投資額は15000万元，其中固定資産投資額12000万元。

1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主な財務指標

プロジェクトの量産後、年間売上高は11960万元、利益3950万元、投資回収期間6.8年（税引後、建設期間2年含む）、投資利益率26.3%。

説明：表中の「万元」はすべて人民元である

1.4.2 社会評価

プロジェクトの実施は、観光客の健康的な消費需要を満たすことができ、安図県の氷雪観光産業の強力な発展をさらに推進する。氷雪観光は宿泊、飲食、交通などの伝統的なサービス業の発展を牽引しただけでなく、氷雪装備製造、スポーツトレーニングなどの新興産業の発展を促進し、完全な産業チェーンを形成し、良好な社会効果を持っている。

1.5 協力方式

合弁、協力

1.6 外資導入の方式

資金、その他の方式は面談可能

1.7 プロジェクト建設場所

安図県

1.8 プロジェクト進捗状況

プロジェクト協力計画書編成済み

2、協力側簡単紹介

2.1 基本状況

名称：安図県文化放送テレビと旅行局

住所：延辺朝鮮族自治州安図県九龍路80号

2.2概況

安図県は吉林省東部、延辺朝鮮族自治州南西部に位置し、長白山の奥地に処し、朝鮮民主主義人民共和国三池淵市と境を接している。双目峰港は中朝国境の唯一の陸路港であり、有名な長白山主峰や天池滝などの主な観光地は県境南部に位置しており、安図は「長白山第一県」と誉ている。全県の面積は7444平方キロ、国境線の長さは36.7キロで、7鎮、2郷、3街道を管轄し、行政村は180カ所、第七回国勢調査人口は124187人で、そのうち朝鮮族人口は20.9%を占めている。2002年安図県は国務院貧困扶助開発弁公室に国家級貧困県として確定されたが、2020年4月に貧困脱却し、その帽子を脱いだ。2020年11月に貧困人口が全面的に貧困から脱却し、絶対貧困を徹底的に解消し、2021年4月に吉林省委員会、省政府より全省農村振興重点扶助県に確定された。同時に安図は革命旧区、少数民族地区、国境県でもあり、中国ミネラルウォーターの郷、中国高麗人参の郷、中国ミツバチの郷であり、前後して国家級生態モデル区、国家観光総合改革試験区、国家輸出品質安全モデル区、中国生態原産地ブランドモデル区、中国緑色漢方薬輸出基地県、全国レジャー農業と農村観光モデル区、国家全域観光モデル区の創建単位などに選ばれた。

安図は歴史が古く、清朝の始祖発祥の地であり、1955年に延辺朝鮮族自治区が自治州に変更され、安図を管轄して現在に至る。安図は生態環境が優れており、北緯42°に位置し、世界三大黒土地帯の一つであり、森林被覆率は86％に達し、空気質は年間1級である。長白山天池は松花江、図們江、鴨緑江の三つ川の源であり、流域面積が20平方キロ以上の河川77本、河川の総延長は1800キロである。安図は自然資源が豊富で、境内ではすでに良質な鉱泉106カ所が発見され、一日の流量は56.8万トンで、統一、恒大、農心、雅客、伊利など国内外での有名企業が進出生産している。県域内には国家5A級観光地が1つ、4A級観光地が7つ、3A級観光地が6つ、モリブデン、鉄、金などの金属鉱と伊利石、松花石などの非金属鉱物53種を発見された。2400種類以上の動植物、高麗人参を始めとする漢方薬、松茸、きくらげを始めとする食用菌、ブルーベリー、カシナナカマドを主とする液果、ワラビ、ナラタケを主とする山野菜の生産量、採集量は極めて高い。安図区の優位性は明らかで、琿烏、延蒲の2本の高速道路と4つの高速出入口があり、吉琿、敦白の2本の高速鉄道と3つの高速鉄道駅があり、長春-吉林-延辺開発開放の軸線上にあり、図們江開発開放先導区の重要なノード都市である。

2.3連絡方式

連絡先：安図県文化放送テレビと旅行局

連絡係：欒先福

連絡電話：+86-433-5890566

イメール：jlsatlyj@163.com

プロジェクト所在市（州）連絡方式

連絡先：延辺州商務局 

連絡係：李経宇

連絡電話：+86-13596515933