文化観光
延辺州光明谷ヘルスケアリゾート基地プロジェクト
1. プロジェクト簡単紹介
1.1 プロジェクト背景
1.1.1. プロジェクト簡単紹介
ヘルスケア休暇基地とはヘルスケア、レジャー休暇サービスを提供する総合的な観光基地であり、通常はエコ農業、観光休暇、ヘルスケアなどの機能を一体化している。光明谷ヘルスケアリゾート基地プロジェクトは二道白河鎮長白山観光地の北斜面光明ダムに位置し、北は青山に靠れ、ダムに面しており、絵のような風景である。プロジェクトはグリーン栽培、観賞、ヘルスケア、研学が一体となったリゾート基地を建設する。
1.1.2 市場の見通し
「健康中国」が正式に中国発展の核心理念となる中で、健康産業はすでに新常態におけるサービス産業発展の重要なエンジンとなっている。中国が深刻な高齢化社会に入るにつれて、ヘルスケア業界は20、30年以上にわたる発展のチャンスに直面している。膨大な市場需要と政策支援により、ヘルスケア業界は急速に拡大しており、医療、介護、リハビリ、健康管理、養老サービス、養老旅行など多くの面で輝いており、中国の経済構造の最適化と社会福祉の向上を推進する重要な力になる見込みである。
（1）ヘルスケア産業銀髪市場
「2023年度国家高齢者事業発展公報」によると、2023年末現在、中国の60歳以上の高齢者人口は29697万人で、総人口の21.1%を占めている。これは、中国が正式に「中度高齢化」社会に入ったことを示している。2023年、中国の65歳以上人口はすでに21676万人に達し、高齢者扶養比は22.5%だった。中国は急速に高齢化社会に突入しており、2040年の高齢者の割合は30％を超えると予想されている。2050年には、中国の高齢者人口は世界全体の約1/4を占めると予想されている。他の人々に比べて、高齢者の医療健康面での需要はもっと複雑である。人口の高齢化が進むにつれて、「銀髪族」はさらに増加し、「銀髪族」の消費も急増し、銀髪観光は重要な市場である。
中国高齢者科学研究センターの「中国高齢者産業発展及び指標体系研究」の報告によると、2030年の中国高齢者人口消費総量は約12兆元から15.5兆元に達し、全国GDPに対する比率は8.3%から10.8%に上昇する見通しである。2050年の消費総量は約40兆元から69兆元の間で、全国GDPでの割合は12.2%から20.7%に向上した。
（2）その他のヘルスケア市場
生活リズムの加速と仕事のストレスのアップと伴い、健康はますます注目する焦点となっている。最新のデータによると、26歳から35歳の消費者の健康サービスへの注文量の割合は57%に達した。このデータは、ヘルスケアユーザー層が明らかな若年化傾向にあるという強いシグナルを伝えている。この変化は私たちのヘルスケアに対する伝統的な認識を変えただけでなく、新興消費市場の台頭を示している。
若者が健康のために消費しているのは、個人の生活態度の転換だけでなく、新興消費市場が密接に注目しなければならない大きな傾向である。業者にとっては、ヘルスケアは中高年の事務にすぎないという伝統的な認識を打ち破る必要がある。生活環境や仕事の変化に伴い、若者もさまざまな健康へのチャレンジに直面している。彼らは予防が治療より大事であり、早めに健康管理を行うことは未来の生活の質を維持するキーポイントであることを意識している。そのため、自己健康のためにも将来の健康リスクを予防するためにも、若者は積極的に栄養サービスを求め始めている。この転換は、ヘルスケア市場の視聴者基盤を広げ、市場の発展に新たな活力を注入した。
（3）光明谷ヘルスケアリゾート基地の将来性予測
国民の生活レベルの絶えない向上と伴い、森林、湿地、河川、峡谷と野生動植物資源に頼って展開された森林観光は、ますます人々の注目と愛顧を受け、森林観光の「9大要素」の交替需要、ランクアップの発展態勢が現れ、レジャー休暇、ヘルスケア、文化体験などの面での需要もますます差し迫っている。森林観光消費市場は多元化、多段階化、多分野に発展しており、森林観光製品はますます多様化している。民衆の多様化する需要をよりよく満たすために、森林観光の発展空間の開拓の面で、積極的に森林ヘルスケア、森林体験、森林養生、湿地観光、氷雪観光及び生態キャンプ、山地スポーツ、ジャングル通り抜け、研究学習旅行など多くの森林観光の新業態を育成すべきである。
現在、各国はヘルスケアリゾートの目的地の作り上げに争っている。中国のヘルスケアレジャー産業も近年急速にヒートアップし、ヘルスケア観光業界は急速に発展するサンライズ産業となった。このような情勢の下で、ヘルスケア休暇旅行を発展させることは、健康サービス業の発展の大きな流れに順応しており、広い市場空間を秘めている。2028年までに、中国のヘルスケア観光市場の規模は1250億元前後になると予想されている。
ここ数年来、安図県は「観光+」の文章をしっかりと作成することを堅持し、生態資源などの優位性を発揮し、観光業態を絶えず豊かにし、産業チェーンを延長し、地元の文化的影響力、観光吸引力、産業競争力を全面的に高め、文化旅行融合の質の高い発展の実現を推し進めている。データによると、安図県の観光地は2024年の「十・一ゴールデンウィーク」期間中、安図県の文化旅行市場は安定して秩序正しく、延べ61.6万人の観光客を受け入れ、前年比22.2%増、観光総合収入は6.78億元で、前年比22.4%増加した。文化旅行、ドライブ旅行は幅広い旅安観光客に愛顧され、観光客たちに金秋の季節の多彩な文化旅行の盛大な宴を捧げた。安図県の文化旅行産業の強力な発展に伴い、本プロジェクトは良好な市場見通しを持っている。
1.1.3 プロジェクト建設に有利な条件
（1）政策の優位性
『「健康中国2030」計画要綱』では、健康と田園、養老、文化、観光、インターネット、フィットネス・レジャー、食品の融合を積極的に促進し、健康新産業、新業態、新モデルのモデルチェンジと産業チェーンの進化を促すべきだと指摘した。
「吉林省国民経済と社会発展第14次5カ年計画と2035年ビジョン目標要綱」では観光産業の向上を提案し、長白山、査干湖、北大湖、万科松花湖などのシンボル的な観光地、リゾート地を世界的な生態観光地とスキーリゾート地への作り上げを支援した。文化で観光の内包を豊かにし、観光で文化的価値を実現し、長春、吉林、延辺などの文化的特色が鮮明な国家級観光レジャー都市と市街地を作り上げる。抗聯文化、氷雪文化、遼金文化、民族民俗文化をめぐって、文化旅行融合の文章をしっかりと作りあげ、文化の内包を高め、観光製品を豊かにし、農村観光、民俗観光、紅色観光、国境観光などの業態の発展を促進する。「雪博会」や「避暑レジャーシーズン」などのイベントを引き続き向上させ、国際国内に向けて吉林省の氷雪と生態ブランドを打ち立て、吉林省を氷雪産業の大省、氷雪観光の強省、世界的な氷雪観光の目的地に建設する。5-10年を利用して、観光業の総収入を兆級規模に引き上げる。
2021年6月、文化と旅行部が発表した『「第14次5カ年計画」文化と旅行発展計画』では、ヘルスケア観光を発展させ、国家ヘルスケア観光モデル基地の建設を推進させると、提出した。『「健康中国2030」計画要綱』では、健康と田園、養老、文化、観光、インターネット、フィットネス・レジャー、食品の融合を積極的に促進させると、指摘した。
（2）生態有機植物資源
安図県境の経済植物資源は豊富で、開発潜在力は大きい。越橘、山ブドウ、ハスカップ、サルナシなどのドリンク、果実酒の加工に適した資源があるだけでなく、特に越橘と山ブドウが人気を集めている。また、クルミ、アカマツの実、ヘーゼルナッツなど、ナッツの加工に適している。調査によると、全県の越橘の分布面積は2000ヘクタールに達し、年間採集量は150トン。山ブドウは19570ヘクタール、年間採集量は354トン。ハスカップ500ヘクタール、年間採集量10トン。サルナシ4590ヘクタール、年間採取量89.5トン。クルミは38160ヘクタール、年間採集量は1000トン。ヘーゼルナッツは24380ヘクタール、年間採集量は107トン。アカマツは64250ヘクタールで、年間の採集量は1036トンに達した。
香料、香料植物資源と蜜源、花粉植物資源も豊富である。木本の蜜粉資源だけでも135,040ヘクタールに達し、理論的なピーク養蜂力は10.35万群で、安図県境には蜂群7万群、蜂蜜の年間生産量は5000トンに達した、また、長白山林区の蜂蜜花粉は天然の緑色有機食品であり、国内外で名高く、特に樹蜜と雑花蜜で国内外に知られている。これらは本プロジェクトのグリーン栽培と観光に有利な資源優位性を提供している。
（3）水資源、空気資源の優位性
安図県の大小河川は88本、河川の総延長は1800キロ余り、年間流量は40億立方メートル余り、水エネルギー理論埋蔵量は28.6万キロワットである。これらの河川の多くは地下補給型で、寒さに凍らず、四季を通じて流れ、落差が大きく、開発利用価値が高い。安図県は二道松花江流域の安図段水環境総合整備プロジェクト、安図県農村給水向上保障プロジェクト、安図県東昇ダム建設など、複数の水利施設の建設を推進しており、総投資額は22.5億元に達した。これらのプロジェクトは、県域内の水の安全保障と生態環境の向上を目的としている。
安図県の空気の質は非常に優れている。安図県は温帯大陸性季節風気候に属し、山地の影響を受け、気温と降水は南から北へ徐々に変化している。年平均気温は3.6℃、年平均降水量は669.7ミリ。森林被覆率は85.1%に達し、空気中のマイナス酸素イオンの含有量は4-10万個/立方センチメートルに達し、一般都市の500倍以上に達し、天然の酸素バーと呼ばれている。また、安図県の空気の質は年中を通じて1級レベルに維持され、1立方センチメートル当たりのマイナス酸素イオンの含有量はさらに10万以上に達する。プロジェクトの良好な水資源と空気資源は、ヘルスケア観光の発展に非常に有利である。
（4）プロジェクト所在地の優位性
二道白河鎮長白山観光地の北斜面光明ダムに位置し、北は青山に靠れ、ダムに面しており、絵のような風景である。プロジェクトダムエリアの海抜950メートル、ダムエリアの水面面積は約13ヘクタール、林地265ヘクタールを借用している。長白山の北斜面山門からわずか16キロ、中朝国境の唯一の陸路通路である双目峰港から20キロ余り、長白山平和スキー場から1キロ、長白山核心保護区に位置し、地理的位置が優れ、国内一流の気候資源、水資源、林下資源を持ち、環境の質が非常に優れている。
1.2 プロジェクト建設内容及び規模
プロジェクト全体は3棟の建物を設計し、プロジェクトの敷地面積は11000平方メートル、総建築面積は約25000平方メートルである。プロジェクト第一期：グリーン栽培・養殖業及び観光客サービスセンター。プロジェクト二期：養生健康管理センター。プロジェクト三期：森林ヘルスケア研究学習センター。
1.3プロジェクト総投資額と資金調達
本プロジェクト総投資額は22700万元，其中固定资产投资18160万元。
1.4 財務分析及び社会評価
1.4.1 主な財務指標
プロジェクトの量産後、年間売上高は17200万元、利益5680万元、投資回収期間6年（税引後、建設期間2年含む）、投資利益率25%。
説明：表中の「万元」はすべて人民元である
1.4.2 社会評価
プロジェクトの実施は、観光客の健康消費需要を満たすことができ、安図県のヘルスケア観光産業の発展をさらに推進する。プロジクトの落成後、大健康産業建設、周辺の住みやすい品質的建設、文化旅行産業の回復と持続可能な発展などの面で促進働きを果たす。
1.5 協力方式
合弁、協力
1.6 外資導入の方式
資金、その他の方式は面談可能。
1.7 プロジェクト建設場所
安図県二道白河鎮
1.8 プロジェクト進捗状況
プロジェクト協力計画書編成済み
2、協力側簡単紹介
2.1 基本状況
名称：安図県文化放送テレビと旅行局
住所：延辺朝鮮族自治州安図県九龍路80号
2.2概況
安図県は吉林省東部、延辺朝鮮族自治州南西部に位置し、長白山の奥地に処し、朝鮮民主主義人民共和国三池淵市と境を接している。双目峰港は中朝国境の唯一の陸路港であり、有名な長白山主峰や天池滝などの主な観光地は県境南部に位置しており、安図は「長白山第一県」と誉ている。全県の面積は7444平方キロ、国境線の長さは36.7キロで、7鎮、2郷、3街道を管轄し、行政村は180カ所、第七回国勢調査人口は124187人で、そのうち朝鮮族人口は20.9%を占めている。2002年安図県は国務院貧困扶助開発弁公室に国家級貧困県として確定されたが、2020年4月に貧困脱却し、その帽子を脱いだ。2020年11月に貧困人口が全面的に貧困から脱却し、絶対貧困を徹底的に解消し、2021年4月に吉林省委員会、省政府より全省農村振興重点扶助県に確定された。同時に安図は革命旧区、少数民族地区、国境県でもあり、中国ミネラルウォーターの郷、中国高麗人参の郷、中国ミツバチの郷であり、前後して国家級生態モデル区、国家観光総合改革試験区、国家輸出品質安全モデル区、中国生態原産地ブランドモデル区、中国緑色漢方薬輸出基地県、全国レジャー農業と農村観光モデル区、国家全域観光モデル区の創建単位などに選ばれた。
安図は歴史が古く、清朝の始祖発祥の地であり、1955年に延辺朝鮮族自治区が自治州に変更され、安図を管轄して現在に至る。安図は生態環境が優れており、北緯42°に位置し、世界三大黒土地帯の一つであり、森林被覆率は86％に達し、空気質は年間1級である。長白山天池は松花江、図們江、鴨緑江の三つ川の源であり、流域面積が20平方キロ以上の河川77本、河川の総延長は1800キロである。安図は自然資源が豊富で、境内ではすでに良質な鉱泉106カ所が発見され、一日の流量は56.8万トンで、統一、恒大、農心、雅客、伊利など国内外での有名企業が進出生産している。県域内には国家5A級観光地が1つ、4A級観光地が7つ、3A級観光地が6つ、モリブデン、鉄、金などの金属鉱と伊利石、松花石などの非金属鉱物53種を発見された。2400種類以上の動植物、高麗人参を始めとする漢方薬、松茸、きくらげを始めとする食用菌、ブルーベリー、カシナナカマドを主とする液果、ワラビ、ナラタケを主とする山野菜の生産量、採集量は極めて高い。安図区の優位性は明らかで、琿烏、延蒲の2本の高速道路と4つの高速出入口があり、吉琿、敦白の2本の高速鉄道と3つの高速鉄道駅があり、長春-吉林-延辺開発開放の軸線上にあり、図們江開発開放先導区の重要なノード都市である。
2.3連絡方式
連絡先：安図県文化放送テレビと旅行局
連絡係：欒先福
連絡電話：+86-433-5890566
イメール：jlsatlyj@163.com
プロジェクト所在市（州）連絡方式
連絡先：延辺州商務局
連絡係：李経宇
連絡電話：+86-13596515933