欧宝体育

　1.プロジェクト簡単紹介

　1.1 プロジェクト背景

　1.1.1 プロジェクト簡単紹介

　自動車半導体は車体自動車電子制御装置と車載自動車電子制御装置に用いられる半導体製品である。車体自動車電子制御装置を機械システムと組み合わせて使用すると、半導体構造に基づいた自動車電子装置であるが、エンジン制御システム、シャーシ制御システム、車体制御システムが含まれる。

　プロジェクトは長春汽車経済技術開発区に位置し、新しい世代の電子電機アーキテクチャに基づき、新エネルギー車種の更新の繰り返しが速く、スマート化製品のニーズが大きい等の特徴と結合して、自動車半導体及びソフトウエアを研究開発、生産し、汽開区内の大手の完成車メーカーと協力し合いながら、自動車スマート化、システム化ソリューションを提供する見込みである。

　1.1.2 市場の見通し

　（1）自動車半導体業界の現状

　グローバルの自動車半導体業界の市場規模の拡大は主に下記の要素によって駆動される：先ず、電動自動車とコネクテッド・カーの普及に伴い、高性能半導体チップへのニーズが大幅に増加した；次に、進んだ運転補助システム（ADAS）と自動運転技術の迅速な発展によりもっと多くのセンサー、プロセッサと通信チップが需要される；その他に、自動車電機化のトレンドが加速され、特に新エネルギー車の電力駆動とエネルギー管理システムの中で、幅広くパワー半導体が使用される；最後に、車載インフォテインメントシステムと車のインターネット接続機能へのニーズが絶えず増加し、自動車半導体市場の拡張を促進した。

　新エネルギー自動車の活発な発展とコネクテッド・カーの技術の幅広い応用のおかげで、中国の自動車半導体業界の市場規模は急速に拡張している。中国における自動車産業の電動化とスマート化の急速な推進に伴い、高性能半導体チップへの国内市場のニーズが顕著に増加し、特に電池コントロール、自動運転補助システム、車のインターネット接続と車載インフォテインメントシステム等の分野で明らかである。半導体自主化への政府の支持政策はより一層地元企業の技術研究開発と生産能力を促進させ、中国の自動車半導体市場の規模を継続的に拡大させ、且つグローバル市場で重要な位置を占めるようになった。

　完全電気自動車種の中で、モーターと電気制御システムによる伝統的な機械構造のパワートレインシステムの代替えはパワー半導体の使用量を大幅に増加させ、割り合いは55%に達し、その次はMCUで11%を占め、センサーの比重は7%である。

　しかしながら、自動車半導体市場の見通しは広いものと言いながら、業界は幾つかの課題に直面している。先ずは、半導体チップの生産周期が長く、技術のグレードアップが速いことから、企業に必ず強い研究開発能力と柔軟な生産策略のあることが求められる。次に、グローバルサプライチェーンの波動が半導体材料の供給安定性に影響を与える可能性があり、更に自動車生産メーカーの生産プランに影響する。その他に、市場競争の急激化により、価格圧力も絶えず増加し、企業に製品の品質を保証すると共に、コスト削減の有効的なルートを求めることも要求している。

（2）自動車半導体の見通し分析

　グローバル自動車産業と自動車電子産業の重要な国として、中国は2024年の前の五カ月の自動車生産と販売量がそれぞれ1138.4万台と1149.6万台に達し、前年同期比それぞれ6.5%と8.3%増加した。マクロ経済の引き締め政策、高インフレ、高原油価格、消費刺激政策の廃止、および自動車の運行制限や購入制限など、さまざまな不利な要因の影響を受けて、中国の自動車産業における生産と販売の伸びはある程度鈍化している。しかし、前の数年間の高速成長を経てから中国の自動車産業は次第に理性に戻っている。増長率はある程度下がっているが、中国は依然としてグローバル最大の自動車生産と販売国である。将来、中国の自動車産業は総量が高いながら、成長が穏やかである新しい段階に進入すると予想される。

　自動車産業は既に中国の経済が継続的で、急速に成長する鍵となる産業の一つになっている。自動車産業は長いチェーン、広いカバレッジ範囲、多くの関連産業に関連することから、中国国民経済において極めて重要な役割を果たしている。中国の自動車産業の継続的で、急速な発展に伴い、その国民経済における地位はますます高まり、中国経済の持続的な成長を推進する鍵となる産業の一つとなっている。

　中国の自動車産業の活発な発展は関連する上流及び下流産業の発展を大幅に促進した。国の情報センターの分析によると、自動車産業（部品メーカーを含む）と関連産業の就職比率は1:7であり、即ち自動車産業に一つの就職ポジションが増加するごとに、関連産業では七つの就職ポジションが増加することになる。全体の自動車産業チェーンから見ると、多くの業界に関連することで、100を超える産業の発展を牽引している。国務院発展研究センターより2005年中国の62部門の投入産出流量リストに対する分析から自動車製造業が1人民元の付加価値を生み出すと、それによって上流および下流の関連産業は2.64元の付加価値を生み出すことを見つけた。上流の鋼鉄、石化、ゴム钢铁、石化、橡胶、ガラス、電子及び下游の金融、保険、修理维修、旅行、レンタル、ホテル等の産業への自動車の牽引効果を鑑み、統計データから見ると国民経済への中国の自動車工業の総合貢献度は5%を超えている。自動車工業規模の絶え間ない拡大と技術の継続的な進歩、自動車産業チェーンの完備化に伴い、上流及び下流産業への牽引効果はもっと顕著なものになることである。

中国は未だに自動車消費の急速な成長段階にあり、一・二線都市における自動車に対する制限措置が増えるにつれて、自動車の実際の消費は、同じく巨大で硬い需要がある三・四線都市に徐々にシフトしている。同時に、中国人の一人当たりの自動車保有量は欧米日等の発達した国及び世界の平均レベルより低いものであり、長い目から見ると、中国の自動車市場は依然として大きな成長潜在力を持っている。

　中国の新型城鎮化の進展の推進と住民生活レベルアップに伴い、出向便利へのニーズも絶えず増加し、これは自動車消費ニーズの加速成長を促進する見込みである。その他に、都市化がもたらす小都会のインフラと公用施設、新住宅プロジェクト建設、農村土地の立ち退き、大規模公用サービス施設の建設及び都市物流輸送、環境衛生、市政工事等等も自動車へのニーズを増やし、自動車業界にもっと広い市場スペースを提供することである。国務院発展研究センターの予測によると、将来の十年中国のGDP増速は增速将保持在年均7%ぐらいキープする見込みであり、国民の一人当たりの収入も安定を保ちつづけ、住民の消費を支える力は依然として強いものである。その背景の下で、新しい買い替えと購入増加のニーズの到来は将来の自動車市場に対しより一歩牽引効果を生じることである。その他に、中国は交通渋滞の治理において一定の成果を収め、小企業の減税、農業振興政策の継続的な実施、西部大開発の優先推進など、これらの措置はすべて自動車市場の拡大に積極的な影響を与えている。このため、中国の自動車市場の増長スペースは依然として広いものである。

　「自動車産業中長期発展計画」の予測によると、2025年中国の自動車生産台数は3500万台に達する見込みである。自動車市場の発展に伴い、中国の自動車部品業界の市場も安定的な成長を保つことである。その他に、軽量化プラスチックの自動車部品商品はエネルギー節約と排出ガスの削減に役立つもので、プロジェクト商品の市場見通しは好評である。

　1.1.3 技術分析

　半導体システムソリューションは、携帯電話、個人メディアプレーヤー、テレビ、セットトップボックス、認識アプリケーション、自動車、その他の広範な電子機器に、より優れた感覚体験を提供している。自動車の中で使用量の一番多い半導体部品は主に、三大種類のセンサー器MCUとパワー半導体である。その三種類の中で、MCUの市場シェア－は最大であり、その次は功率パワー半導体で主に主に動力制御システム、照明システム、燃料噴射、シャシーセーフティなどのシステムに運用されている。

　1.1.4 プロジェクト建設の有利条件

（1）政策の優位性

　「中共中央の国民経済と社会発展の第十四次五カ年計画と二〇三五年長期目標制定に関する提案」では、全面的に消費を促進し、自動車等の消耗品は購入管理から使用管理へ変換することを指摘した。中国は未だに自動車消費の急速な成長段階にあり、一・二線都市における自動車に対する制限措置が増えるにつれて、自動車の実際の消費は、同じく巨大で硬い需要がある三・四線都市に徐々にシフトしている。同時に、中国人の一人当たりの自動車保有量は欧米日等の発達した国及び世界の平均レベルより低いものであり、長い目から見ると、中国の自動車市場は依然として大きな成長潜在力を持っている。

吉林省は自動車産業クラスターの「階段上り」プロジェクトを実施し、長春に立脚し、全省を牽引し、新エネルギ自動車の新しい新しいトラックを占拠し、中国一汽企業のリーディングカンパニーの牽引力を十分に発揮し、アウディ・一汽新エネルギー自動車等の重大な象徴的なプロジェクトへのサポートを強化し、長春市の自動車産業クラスターをリーダーとして、地域の協力連動を促進し、完成車、部品、アフター市場の「三位一体」の協調発展と全面的な向上を加速し、万億クラス・世界クラスの自動車先進製造産業クラスターを構築する。

（2）人材の優位性

　長春市の科学技術の力は十分であり、高等教育機関が集中し、吉林大学、東北師範大学等の30カ所の統合大学と単科大学、中国科学院長春応化所、光学機械と物理研究所等の国内と海外で有名な100カ所の科学研究機関を持っている。同時に、700カ所の各種類の中等学校、4万人の教学研究開発者があり、その中国内と海外で有望な教授と研究者は1000人で、各専門技術者は30万人余りであり、科学研究装備が精良で人材資源が豊富で、国内で屈指の知識密集区である。

　（3）地理的優位性

　汽車経済技術開発区は長春市西南部に位置し、東側は普陽街、長春－瀋陽鉄道から始まり、南側は公主嶺市範家屯鎮、西側は西新開河、北側は景陽大路、支農路、長春西湖に至る。管轄サービス面積は110平方キロメートルである。102国道、 長春－瀋陽鉄道等の対外交通線路が区域内の南部を貫き、バイパス高速道路が中部を貫いている。

　（4）産業優位性

　汽車開発区は吉林省、長春市の自動車産業の核心区域であり、全国唯一の自動車産業で名付けた国家級開発区である。第一汽車グループ本社、一汽解放、一汽フォルクスワーゲン、一汽豊越などの第一汽車グループの全額出資や持株の完成車メーカーが区内に位置している。区内にはすでに「中型、大型、セダン」の3大シリーズの複数車種の商品ラインナップが形成されている。開発区の自動車部品製造の基盤は非常に充実で、区内には全部で300社ぐらいの自動車部品メーカーと、一汽富維、ジャックセルエアコン、一汽鋳造、一汽鍛造、一汽金型センターなどの国内で比較的に影響力のある自動車部品メーカーがあって、一定規模の付属体系と国内で一定の競争優位性のある部品製造企業クラスターに作り上げた。建設区及び周辺地域は、強固な自動車産業基盤を持っていて、一汽フォルクスワーゲン、一汽解放、一汽轎車などの多くのホスト工場、300社以上の自動車部品企業及び多くの自動車改造企業により、国内外で有名な自動車製造企業クラスターを形成し、一汽技術センター、中国機械工業第九設計院、吉林大学自動車学院などによって、国内で自動車研究開発教育機構が最も密集した地域になっている。全国最大の自動車部品取引集散地、東北地方最大の自動車、中古車取引市場などにより、完備された自動車アフタサービスエリアに作り上げた。

　1.2 プロジェクト建設内容及び規模

　プロジェクトの敷地面積は8000平方メートルで、生産工場、技術研究開発センター、原材料倉庫、完成品試験センター等を建設し、且つ関連生産設備を購入、設置する見込みである。

1.3 プロジェクト総投資額と資金調達

　プロジェクト総投資額は10000万元、その内、建設投資額8000万元。

　1.4 財務分析及び社会評価

1.4.1 主な財務指標

プロジェクトの落成後、年間売上高は7246元、利益2174万元、投資回収期間5.6年（税引後、建設期間１年を含む）、投資利益率21.74%。

　1.4.2 社会評価

　落成後、完備な産業チェーンを形成し、産業のグレードアップを促進し、下流産業の発展を促進できると同時に、地元の社会発展に積極的な影響を与え、長春市自動車産業の向上に重要な推進の働きをする。

　1.5 協力方式

　独資

1.6 外資導入の方式

技術、設計、建設及び運営

　1.7 プロジェクト建設場所

　長春汽車経済技術開発区

1.8 プロジェクト進捗状況

　プロジェクト協力計画書編成済み

2、協力側簡単紹介

2.1 基本状況

　名称：長春汽車経済技術開発区管理委员会

　住所：吉林省長春市緑園区東風大街7766号

　2.2 概況

　長春汽車経済技術開発区（以下は汽開区と略称する）は国務院の許可を得た国家級経済技術開発区で、主に長春国際自動車城の建設の加速、長春西部新城区の建設、第一汽車の切り離した社会的機能の引継ぎという三つの任務を担っている。汽開区の行政管轄面積は110平方キロメートルで、四つの町役場を管轄している。建設区の面積は23平方キロメートルであり、区内の総人口は25万人、その内非農業人口は19万人である。全区に各種企業が3160余りがある。設立以来、前後して国家汽車部品輸出基地、国家汽車電子産業基地、国家新型工業化産業模範基地などの称号を授与された。東北で初めて国家級生態工業モデルパークの創設作業を始めた開発区である。2012年11月にIS09001国際品質管理体系とIS014001国際環境管理体系の認証審査を受け、中国方円認証グループから品質管理体系と環境管理体系認証証明書を授与された。

2.3連絡方式：

　2.3.1プロジェクト協力機構連絡方式

　連絡先：林佳奇

　連絡電話：+86-431-81277426

　郵便番号：130000

　2.3.2 プロジェクト所在市（州）連絡方式：

連絡先：長春市合作交流弁公室

  連絡係：張俊傑

  連絡電話：+86-15704317930

  ファクス：+86-431-82700590

  イメール：xmc82763933@163.com